公開日 2025.07.01 更新日 2026.02.04

【比較】複合機のおすすめサイズは?選定ポイントもあわせて解説

複合機を導入する際、機能や性能に注目しがちですが、設置場所に適したサイズと重さを選ぶことも同様に重要です。オフィスのスペースに合わない大型機種を選んでしまうと、通路が狭くなったり、設置場所の床面への負荷が心配になったりと、様々な問題が発生するおそれがあります。

 

複合機のサイズと重さは、印刷速度や搭載機能によって大きく異なります。小規模オフィス向けのコンパクトモデルから、大量印刷に対応した大型機種まで、幅広い選択肢が用意されているため、自社のオフィス環境や使用頻度に適した機種を選定することが重要です。

 

本記事では、複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)のノウハウをもとに、オフィスの規模別に最適な複合機サイズについて詳しく解説します。オフィスの規模や設置スペースを踏まえ、業務効率を最大限に高められる複合機選びの参考にしてください。

 

複合機・コピー機の一般的なサイズと重さ

複合機・コピー機のサイズと重さは、タイプによって違いがあります。複合機には「自立タイプ」と「卓上タイプ」の2種類があり、それぞれ用途に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。

 

ここでは、自立タイプと卓上タイプそれぞれのサイズや重さをまとめました。

タイプ 奥行き 高さ 重さ
自立タイプ 600mm 600mm 1,200mm 50kg〜100kg
卓上タイプ 230mm〜280mm 370mm〜510mm 350mm〜460mm 50kg未満

自立タイプは比較的大型で重量があるため、広いオフィス空間や専用のスペースが必要です。一方で卓上タイプは、小型かつ軽量なため、省スペース環境でも設置しやすいのが特徴です。導入前にオフィスの広さや使用環境に合わせて選ぶ事で、設置後のトラブルを防げます。

 

下記では、自立タイプと卓上タイプそれぞれについて詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

 

【関連記事】:複合機の重量は何㎏?重さごとに異なる機能も紹介!

 

自立タイプ

自立タイプの複合機は、コンビニや多くの企業に設置される大型で本格的な業務用コピー機です。メーカーや機種でサイズは異なりますが、高さは約1,200mm、幅と奥行きはおよそ600mmが目安の寸法です。

 

また、重さは50kg〜100kgと重量があるため、設置場所から簡単に移動できません。基本的に、移動の際は本体下部のローラーを使用し、給紙カセットなどの部品を外して軽量化したうえで作業を進めます。

 

そのため、自立タイプの複合機を選択する場合は、場所の幅や高さなどを事前にしっかりと測っておくことが大切です。

 

卓上タイプ

卓上タイプの複合機は、机やテーブルに設置可能な小型で軽量なコピー機。家庭で使用されるコピー機やプリンターも卓上タイプに分類され、コンパクトなサイズ感が特徴です。

 

卓上タイプの標準的な寸法は、幅が230mm〜280mm、奥行き370mm〜510mm、高さは350mm〜460mmです。重さも50kg未満の機種が多く、設置や移動も簡単に行えます。

 

ただし、給紙トレイや排紙トレイを開いた際の奥行きを考慮し、余裕を持ったスペースを確保しておきましょう。

 

【関連記事】:業務用小型コピー機の選び方とおすすめ商品4選を紹介

用途別のおすすめサイズ

複合機はオフィスの業務内容や使用目的によって、適したサイズやタイプが異なります。単にオフィスの規模だけでなく、「どのような印刷やスキャンを多く行うか」「特定の機能をどの程度活用するか」など、用途に応じた選び方が重要です。

 

ここでは、印刷量の多い大量印刷、図面やポスターなどの大判印刷、そしてスキャンやファックス利用が多い場合のおすすめサイズについて解説します。

大量印刷や連続印刷なら

大量印刷や連続印刷が多いオフィスでは、高速印刷が可能で耐久性の高い大型の自立タイプ複合機がおすすめです。これらの機種は給紙カセットの容量も大きく、頻繁な用紙補充が不要なため業務効率を大幅にアップします。

 

一般的に幅約600mm、奥行き600mm、高さ1,200mm前後のモデルが多く、重量も50kg以上としっかりした造りになっています。さらに、印刷速度は毎分20枚以上が目安で、月間印刷枚数が多い場合はより高速モデルを選択するとよいでしょう。

 

図面やポスターなど大判印刷なら

建築設計事務所や広告代理店など、大判印刷を頻繁に行う業種では、A1やA0サイズまで対応可能な大型複合機が必要です。これらの複合機は幅が1,000mmを超えるものもあり、オフィス内の広いスペースを確保することが必須です。

 

大判プリントに対応するモデルは専門メーカーから提供されており、印刷品質も非常に高く、細かい図面や色鮮やかなポスター印刷に適しています。

 

スキャンやファックス利用が多いなら

スキャンやファックスの利用頻度が高いオフィスでは、これらの機能が充実した複合機を選ぶのがポイントです。一般的に卓上タイプの複合機でもスキャン・ファックス機能を搭載したモデルが多く、幅300mm〜500mm程度のコンパクトなサイズが多い傾向です。

 

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【オフィスの規模別】複合機・コピー機の最適なサイズ

複合機やコピー機のサイズは、オフィスの規模や業務状況に応じて適切に選ぶ必要があります。単純に従業員数だけで判断せず、月間の印刷枚数や使用頻度も考慮しましょう。

 

特に「10人以下」「30人以下」「30人以上」の3パターンの規模に分け、それぞれに適した複合機やコピー機のサイズや選び方について具体的に紹介します。自社に最適な機種を選ぶ参考にしてください。

 

10人以下の企業や事務所

10名以下の小規模事務所や店舗の場合、卓上タイプのコンパクトなコピー機や複合機が最適です。この規模ではコピー機の使用頻度が比較的少なく、画質やスピードもそれほど要求されないため、卓上タイプで対応できる場合がほとんどです。

 

ただし、将来的な事業拡大や業務増加が見込まれる場合は、卓上タイプでは印刷量の増加に対応しきれず、機能不足から買い替えが必要になる可能性も高くなります。長期間利用する視点を持って、複合機の種類を選ぶことがポイントです。

 

30人以下の事務所

30名以下の中規模オフィスには、自立タイプのコピー機や複合機が適しています。この規模では月間の印刷枚数が3,000枚程度が通常であるため、毎分20枚程度の印刷スピードがある機種で十分対応が可能です。

 

ただし、月間の印刷枚数が3,000枚を超える場合や印刷頻度が高いオフィスでは、より高速で高性能なモデルを導入した方が業務効率が上がります。導入前に具体的な印刷業務量を十分確認したうえで、適切な性能やサイズの機種を選択する必要があります。

 

30人以上の従業員を抱えている企業

30名以上の従業員を抱える規模の大きいオフィスでは、月間印刷枚数が多く、使用頻度も高いため、高性能な自立型モデルが最適です。印刷スピードや耐久性の高い機種を選ぶ必要があり、この規模向けの機種は100kgを超えるものも珍しくありません。

 

また、大人数が頻繁に使うため、給紙トレイの容量も重要なポイントです。容量の小さい給紙トレイでは頻繁な用紙補充が必要となり、業務効率を下げる原因にもなります。導入する際は印刷頻度と月間使用量をしっかり把握し、余裕のある性能を備えた機種を選ぶことが重要です。

 

 

複合機・コピー機のサイズを選ぶ際のポイント

複合機・コピー機を選定する際、オフィスの規模や従業員数のみで判断するのは適切ではありません。サイズを選ぶ基準には業務内容や印刷頻度、設置場所の条件など、複数のポイントを考慮する必要があります。

複合機・コピー機のサイズを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

  • 複合機・コピー機の用紙の最大サイズを確認する
  • 設置する場所のサイズに合わせる
  • 自社の働き方に合わせる

ここでは、複合機・コピー機のサイズを選ぶ際のポイントを一つずつ見ていきましょう。

 

複合機・コピー機の用紙の最大サイズを確認する

複合機・コピー機を選ぶ際は、印刷できる用紙の最大サイズを確認する必要があります。自立タイプの場合はA3対応とA4対応の機種がありますが、卓上タイプはA4までしか対応しないことが多くあります。

 

日常業務で使用する用紙サイズを事前に洗い出し、A3サイズを頻繁に扱う業務なら、最初からA3サイズに対応している自立型複合機を選ぶとよいでしょう。逆にA4サイズがメインであれば、導入費用を抑えられるA4専用機が最適です。

 

このように、用途を明確に把握して選定すると、無駄な出費を防げます。

 

設置する場所のサイズに合わせる

複合機・コピー機の導入時は、設置場所に適したスペースの確保が必須です。設置場所を決めたら、複合機本体の幅・奥行き・高さを事前に確認し、実際のスペースとサイズが合うか確認しましょう。

 

また、機器の寸法以外にもメンテナンスや通気のため、周囲に一定の空間を確保する必要があります。さらに、複合機本体の左右に50cm、前面に1m程度の空間が必要です。スペースが狭いと機器内部に熱がこもり、故障リスクも高まるため、余裕を持った配置が重要です。

 

自社の働き方に合わせる

テレワークやオフィス分散化の進展により、企業の働き方は多様化が進んでいます。これに伴い、複合機やコピー機に対するニーズも変化しました。ペーパーレス化に対応した小型の機器や、設置場所を柔軟に変更できるコンパクトタイプが求められています。

 

機種選定時には、オフィスは縮小予定、社員の出社頻度、リモート操作機能の必要性はなど、将来的な働き方の変化を具体的に検討する必要があります。検討を十分に行い、自社の業務形態に合った機能やサイズを備えた複合機・コピー機を選ぶことが重要です。

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まとめ

複合機やコピー機を選定する際は、設置するオフィスの規模や用途に適したサイズを選ぶ必要があります。導入前にはサイズや重さを把握し、業務内容に応じたタイプを選ぶことで、業務効率が向上につながります。また、用紙の最大サイズや設置スペースの確保といったポイントも欠かせません。

 

本記事は、複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)のノウハウをもとに提供しています。

 

複合機の選定・導入に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

 

この記事の監修者

株式会社庚伸 『事務機器ねっと』 オフィスサポートディビジョン
フィールドエンジニアグループ |
シニアマネージャー

大塚 義美

複合機メンテナンス許可認定

FUJIFILM/Canon/SHARP/EPSON

経歴

複合機のメンテナンスエンジニアとして業界歴26年以上のキャリアから、フィールドエンジニアグループのマネージャーとして事業部を統括。凡そ4万5,000回以上の複合機メンテナンス実績があり、コピー機やプリンターを隅々まで熟知。お客様が抱えられている課題やお悩みに対して真摯に向き合ってサポートすることがモットー。これまでに培った多くの知見と経験を活かした有益な情報を発信いたしますので、少しでもお役立ていただけると幸いです。

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