スタートアップの複合機選び|資金調達フェーズ別の最適スペック

「シード期のスタートアップで、複合機にいくらかけるのが妥当なのかわからない」
「シリーズAで急に人が増え、家庭用プリンターでは回らなくなってきた」
「シリーズB以降でオフィスを拡張するのに、今のリース契約のままで本当に大丈夫か不安」
――こうした悩みを抱える経営者・コーポレート担当者は多いのではないでしょうか。スタートアップは資金調達のフェーズによって、人員規模・印刷量・必要機能・オフィスのあり方が大きく変わります。シード期に最適な複合機の選び方と、シリーズB以降のスケール期に最適な選び方は、根本から発想を切り替える必要があります。
本記事では、複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)のノウハウをもとに、シード/シリーズA/シリーズB以降の3フェーズ別に、最適な機種クラス・月額目安・印刷量・必要機能・契約形態(中古/レンタル/リース)の使い分けを整理します。これから1台目を導入するシード期の起業家にも、急成長期で機器を組み替えたいシリーズA以降の担当者にも、参考にしていただける内容です。
結論から言うと、スタートアップの複合機選びは「資金調達フェーズに合った契約形態」「人員規模に合った印刷量」「次のラウンドを見据えたスケール余地」の3軸で判断すると、過剰投資にもボトルネックにもなりません。 シード期(1〜10名)は中古機・レンタル中心で月額数千円台、シリーズA期(10〜30名)はA3対応カラー普及機の長期リースで月額1万円台前半、シリーズB以降(30〜50名)は中位機〜高速機+リースの組み換えで月額2万円台前半というのが、業界で見られる現実的な相場感です。
用語の整理:スタートアップフェーズと複合機契約の関係

フェーズ別の話に入る前に、本記事で扱う前提を整理しておきます。スタートアップの「フェーズ」と複合機の「契約形態」を結びつけて考えるための共通言語です。
本記事で扱うフェーズ区分
本記事では、スタートアップを資金調達ラウンドと人員規模をもとに3段階で区分します。
- シード期:プロダクト立ち上げ前後・人員1〜10名・拠点が自宅/コワーキング/小規模オフィスを行き来する時期
- シリーズA期:プロダクトマーケットフィットを確認しはじめ、人員10〜30名・自社オフィスを構えるタイミング
- シリーズB以降:本格的な事業拡大フェーズ・人員30〜50名以上・部門が分かれはじめオフィス拡張も視野に入る時期
スタートアップごとに事業内容・調達金額・成長スピードは異なりますが、複合機の選び方の文脈ではこの3フェーズで区切ると判断軸が整理しやすくなります。
複合機の契約形態の整理
複合機の契約形態は大きく3種類あり、それぞれフィットするフェーズが異なります。
- 中古機購入/中古リース:初期費用を最小化したいシード期向け
- レンタル:数ヶ月〜1年程度の短期利用が確定している場合向け
- 新品リース(3〜6年):長期で月額固定費を抑えたいシリーズA以降向け
契約構造の基礎はコピー機の導入方法がまるわかり!機種えらびで失敗しない"初心者ガイド"で解説していますので、複合機選定そのものに馴染みが薄い段階の方は併せて確認してください。
3者構造(販売業者・リース会社・ユーザー)の押さえ
複合機リースは、販売業者(販売店)・リース会社・ユーザー(スタートアップ)の3者で1つの契約が成り立っています。販売業者が機種選定・見積り・設置・メンテナンスを担い、リース会社が複合機を所有して月額リース料金を請求します。スタートアップ側がやり取りする相手は普段は販売業者ですが、月額リース料金の契約相手はリース会社になる点を押さえておくと、後々のスケール時にも整理しやすくなります。
なぜスタートアップは複合機選びで失敗しやすいのか

スタートアップは、複合機選びで「過剰投資」と「過小投資」の両極端に振れやすい傾向があります。原因を整理しておきます。
過剰投資パターン:本格的すぎる機種をシード期に導入
調達直後の高揚感で、まだ人員5名・印刷量が月100枚程度の段階にもかかわらず、A3対応カラー高速機(月額2万円超)を6年リースで契約してしまうケースがあります。シード期は事業ピボット・拠点変更・解散リスクのいずれもゼロではないため、6年の長期固定費を抱えると、ピボット時にリース解約金が重く乗ってきます。
過小投資パターン:シリーズA以降も家庭用プリンターで粘る
逆に、人員が20名を超えても家庭用インクジェットプリンターで凌ぐパターンも見られます。コーポレート部門が組成され、契約書・申請書類・採用関連書類の印刷量が一気に増えるシリーズA以降では、印刷待ち・故障・コスト割高(インク代)・スキャン品質の低さがボトルネックになります。人件費単価の高いスタートアップでは、印刷待ち時間が直接的な機会損失になる点も無視できません。
フェーズ移行を想定しない単発契約
もうひとつの失敗パターンが、「導入時の今」だけを見て契約してしまうことです。シリーズA期にぴったりの機種を6年リースで契約しても、シリーズBで人員が倍になれば印刷量・スキャン量が一気に増え、機種が能力不足になります。フェーズ移行を前提に、契約期間中の機種入れ替え(リースの組み換え)まで視野に入れて選ぶのが、スタートアップ向けの現実的な発想です。詳細は本記事の第7章で解説します。
失敗を避けるための3つの問い
フェーズ別の話に入る前に、自社の現在地を整理する3つの問いを立ててください。
- 今のラウンド・人員規模で、月間印刷枚数はどの程度か(家庭用プリンターで何枚/月くらい刷っているか)
- 次のラウンドまでに、人員は何名規模に増える見込みか
- 拠点はあと何年使う見込みか(移転リスク・拡張リスク)
この3つに答えられれば、後章の機種選びは比較的シンプルに絞り込めます。
シード期(1〜10名)の最適スペックと月額目安

シード期のスタートアップでは、初期費用を抑え、契約期間を短くし、ピボット・移転に耐えられる柔軟性を優先します。
想定スペック
| 項目 | 目安 |
| 人員規模 | 1〜10名 |
| 月間印刷枚数 | 100〜500枚 |
| 必須機能 | A4対応/FAX(必要なら)/スキャン200dpi以上/PDF保存 |
| 推奨機種クラス | A4対応カラー普及機 or 中古A3対応カラー普及機 |
| 月額目安 | 数千円〜1万円前後 |
印刷量が月100〜200枚程度の段階では、家庭用プリンターでも一定期間は回ります。ただし、契約書の印刷・採用関連書類・登記関連書類などをスキャンしてPDF保存する場面が増えてきたら、複合機への切り替えタイミングです。
シード期に向く契約形態:中古機 or 短期レンタル
シード期は、長期リース(5〜6年)の月額固定費を抱える前に、中古機購入・中古リース・レンタルで様子を見るのが現実的です。
- 中古機購入:初期費用は10〜30万円程度(A3対応カラー普及機の中古相場)。月額固定費なしで、カウンター料金(印刷1枚あたりの実費)と保守料のみが発生
- 中古リース:月額数千円台から。3〜4年の比較的短期で組めるケースがある
- レンタル:月額数千円〜1万円台前半。1年以内の短期利用が確定している場合に向く
中古機にはメリットとともに注意点もあります。詳細は中古コピー機は"安物買いの銭失い"!? 気をつけたい3つの欠点もご参照ください。
シード期に避けたい選択
- A3対応カラー高速機の6年リース(月額2万円超)への安易な契約
- カウンター料金が割高な激安リース機(月額数千円だがカラー単価が高い等)
- 保守契約のないままの中古機購入(故障時に部品供給が止まる機種は実質ダウンタイム)
月額数千円の激安リースには裏側の構造があります。詳しくは事務機器ねっとの【安さにはワケがある】月額リース2,400円複合機の落とし穴も参考にしてください(記事内リンクは社内編集時に併用検討)。
シード期のおすすめ運用イメージ
- 1〜3名・月100〜200枚 → 家庭用プリンター継続でも可。スキャン需要が増えたら複合機を検討
- 4〜7名・月200〜400枚 → 中古A3対応カラー普及機 or レンタル(1年契約)
- 7〜10名・月400〜500枚 → 中古A3対応カラー普及機 or 短期リース(3〜4年)
たった4つの質問に答えるだけで、あなたにぴったりの複合機が見つかります。
シリーズA期(10〜30名)の最適スペックと月額目安

シリーズAは、プロダクトマーケットフィットを確かめながら採用と拠点を整える時期です。コーポレート機能が組成され、複合機の用途も「印刷」から「印刷/コピー/スキャン/FAX/クラウド連携」へと一気に広がります。
想定スペック
| 項目 | 目安 |
| 人員規模 | 10〜30名 |
| 月間印刷枚数 | 500〜2,000枚 |
| 必須機能 | A3対応カラー/FAX/300dpi以上スキャン/DADF(両面同時スキャン)/PDFクラウド保存 |
| 推奨機種クラス | A3対応カラー普及機(中速機・毎分20〜30枚) |
| 月額目安 | 1万円台前半〜1.5万円程度 |
契約書・採用関連書類・経理書類のスキャンが日常業務になり、A3資料の印刷頻度も増えます。シリーズA以降は複合機がオフィスのインフラに昇格するため、サポート体制を持つ販売業者を選ぶことが特に重要になります。
シリーズA期に向く契約形態:新品リース5〜6年
シリーズA期は、新品A3対応カラー普及機の長期リース(5〜6年)が中心的な選択になります。
- メリット:月額が抑えられる(5〜6年契約のほうが3年契約より月額が下がる)、保守契約とセットで安定運用、経費処理がシンプル(リース料は全額損金算入)
- デメリット:途中解約には残額の精算が必要。フェーズ移行時の機種入れ替えは「リースの組み換え」(後述)で対応する
リースとレンタルの違いはコピー機はリースとレンタル、どちらが得なのか比較してみた!で詳しく解説しています。
クラウド連携の必要性
シリーズA期のスタートアップは、Google Workspace/Microsoft 365/Slack/Notion/Box/Dropbox等のクラウドサービスを並行運用しているケースがほとんどです。複合機側でもスキャンしたPDFを直接Google Drive/OneDrive/Boxに保存できるクラウド連携機能を最初から組み込んでおくと、紙とデジタルのワークフローが一本化されます。
なお、クラウド連携機能の初期設定サポートは、通常のメンテナンス契約(紙詰まり対応・トナー交換・部品交換・故障対応など)と別契約・別料金になっているケースが多くあります。導入時に「メンテナンスに含まれている」と思い込まないよう、見積り段階で必ず分けて確認してください。
シリーズA期に押さえておきたい見積り項目
- 本体リース料金(月額)
- カウンター料金(モノクロ・カラー単価)
- 保守契約料金(出張費・部品代の含み有無)
- クラウド連携の初期設定費用(別契約か否か)
- 設置費・搬入費(初期費用0円か否か)
見積り書の読み方は複合機(コピー機)の見積書の正しい見方と信頼できる販売店の選び方で具体的に解説しています。
シリーズB以降(30〜50名)の最適スペックと月額目安

シリーズB以降は、本格的な事業拡大フェーズです。部門が分かれ、複合機もオフィス内に複数台配置するケースが出てきます。
想定スペック
| 項目 | 目安 |
| 人員規模 | 30〜50名 |
| 月間印刷枚数 | 2,000〜5,000枚 |
| 必須機能 | A3対応カラー/FAX/300〜600dpiスキャン/DADF/大容量給紙/フィニッシャー検討/ID認証印刷 |
| 推奨機種クラス | A3対応カラー中位機〜高速機(毎分30〜45枚以上) |
| 月額目安 | 1.5万円〜2.5万円前後 |
印刷量が増えると、中速機ではピーク時に印刷待ちが発生します。コーポレート部門の月末締め・経理処理・採用面接資料・営業提案書の印刷が重なる時間帯では、機種スペック不足が直接的な業務停滞を招きます。
シリーズB以降に向く契約形態:リースの組み換えで段階的にスケール
シリーズB以降のスタートアップでは、「リースの組み換え」を活用したスケールアップが現実的です。リースの組み換えとは、現契約の残額を次の機器費用に上乗せして再リースし、機種をスケールアップする業界慣行です。
- シリーズAで導入した中速機の残リース月数が2〜3年残っている段階で、業務量が拡大して中位機〜高速機が必要になった場合
- 残月数分の支払い義務を、新規リースの中に組み込むかたちで処理する
- 結果として月額は上がるが、設備の能力ボトルネックを解消できる
業者によって組み換えへの対応範囲は異なるため、シリーズA期に契約する時点で、組み換えに対応している販売業者を選んでおくのが、フェーズ移行を見据えた現実的な打ち手です。
複数台運用の検討
シリーズB以降は、本社オフィスにA3対応中位機1台+A4対応カラー普及機1台を併設する運用も増えてきます。
- 本社中央:A3対応カラー中位機(経理・コーポレート・経営層用)
- 各部門:A4対応カラー普及機(営業・エンジニアリング部門のサブ機)
複数台運用にすると、片方が故障したときのバックアップが効くため、業務停止リスクを下げられます。本社オフィスに加えて第二拠点・地方拠点を構える場合は、東京都内と地方でメンテナンス体制が異なる点も確認してください(地方はメーカーメンテナンスとの連携が基本になります)。
セキュリティ要件の引き上げ
シリーズB以降は、エンタープライズ顧客との取引や個人情報を扱う領域が広がるため、複合機側のセキュリティ要件も引き上げる必要があります。
- ID認証印刷:ICカード・PINコードによる本人認証で、機密書類の取り違え・放置を防ぐ
- HDD暗号化/自動上書き消去:複合機内部のHDDに残るスキャンデータ・印刷ジョブの管理
- アクセスログ管理:誰が・いつ・何を印刷/スキャンしたかの追跡
セキュリティ要件は、ISO/IEC 27001(ISMS)認証を保持する販売業者・運営会社かどうかも併せて確認すると、組織としての運用体制の信頼性を見極めやすくなります。
中古/レンタル/リースの使い分け早見表

フェーズと契約形態の対応関係を、もう一段細かく整理します。
3つの契約形態の比較
| 項目 | 中古機購入/中古リース | レンタル | 新品リース |
| 初期費用 | 10〜30万円(購入時)/月額数千円台 | 0円〜数万円 | 0円(初期費用0円のケース多) |
| 月額 | 数千円台(中古リース時) | 数千円〜1万円台前半 | 1万円前後〜2.5万円超 |
| 契約期間 | 購入は契約期間なし/中古リースは3〜4年 | 1ヶ月〜1年程度 | 3〜6年 |
| 保守契約 | 別途要相談(部品供給期限に注意) | レンタル料金に含む場合多 | 別契約だが選択肢豊富 |
| 向くフェーズ | シード | シード〜シリーズA移行期 | シリーズA〜 |
| 注意点 | 部品供給期限・故障頻度 | 長期だと割高 | 途中解約には残額精算 |
フェーズ別おすすめ早見表
- シード期(1〜10名):中古機購入 or 短期レンタル
- シード→シリーズA移行期:中古リース or レンタルからの新品リース切り替え検討
- シリーズA期(10〜30名):新品リース(5〜6年)
- シリーズA→シリーズB移行期:リースの組み換え検討開始
- シリーズB以降(30〜50名):新品リース(中位機〜高速機)+複数台運用検討
レンタルが向くシーン
レンタルは月額がリースより割高ですが、以下のシーンでは選ばれます。
- 新規拠点の試運転期間(半年〜1年)
- 移転前後の一時利用
- イベント・展示会など短期需要
レンタルとリースの判断基準はコピー機はリースとレンタル、どちらが得なのか比較してみた!で詳しく整理しています。
「ビジネス用 複合機&プリンター 一括比較ガイド」を無料でダウンロードいただけます。
フェーズ移行時の機種入れ替え(リースの組み換え)の使い方

スタートアップは、人員が10名から30名に、30名から50名にと、わずか1〜2年で倍増することも珍しくありません。リース契約の残月数を抱えた状態で機器をスケールアップする必要が出てくるため、「リースの組み換え」の理解は経営マターです。
リースの組み換えとは
リースの組み換えとは、現契約の残額を次の機器費用に上乗せして再リースする方法です。
- 例:60ヶ月リース・残月数36ヶ月・残額50万円の中速機を運用中
- 業務量拡大で高速機(本体価格80万円)に入れ替えたい
- 残額50万円+新機種80万円=130万円を、新たな60ヶ月リースに組み込んで再契約
- 月額は上がるが、現契約の残額精算を一度に支払う必要がない
組み換えのメリット・デメリット
- メリット:キャッシュアウトを月額に分散できる/業務に応じた機種に随時アップグレードできる/部品供給期限が切れる前に新機種に移行できる
- デメリット:月額が上がる/長期で見ると総支払額は当初契約より増える/業者によっては組み換え対応していない
スタートアップ側の経営判断としては、「業務拡大のスピードに対して、機種の能力不足が事業ボトルネックになる前に組み換える」のが基本姿勢になります。
組み換えに対応している販売業者の見極め
組み換えに対応している販売業者は、契約交渉時に以下の質問に明確に答えられます。
- 契約期間中の機種入れ替えに対応しているか
- 残額分の処理方法(新契約への上乗せ等)の具体例
- リース会社との交渉実績の有無
契約前に確認しておくと、シリーズBへの移行時に動きやすくなります。
スタートアップの複合機相談なら「事務機器ねっと」にご相談ください

スタートアップの複合機選びでは、資金調達フェーズに合わせて「中古/レンタル/リース」の使い分けと、フェーズ移行を見据えた機種選び・組み換えの両方を踏まえる必要があります。とはいえ、まだ機種・契約形態が完全に決まっていない段階のことが多いため、複数メーカーを横断比較できる販売業者に相談するのが現実的です。
事務機器ねっとの特徴
複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)は、SHARP・Canon・FUJIFILM・KYOCERA・OKI・EPSON・KONICA MINOLTAの7メーカーを取り扱う独立系マルチベンダー販売店です。1〜30名規模の小規模事業者・新規事業立ち上げの段階から多くご相談をいただいています。
- 7メーカー横断比較:メーカー指定がない段階のスタートアップに、印刷量・スキャン頻度・予算からマッチする機種を複数パターンご提示
- 中古/レンタル/新品リースの全選択肢を提示:シード期の中古検討も、シリーズA期の新品リース検討も、フェーズに応じた提案を実施
- 東京都内の保守体制:東京都内では区域担当制の自社メンテナンスを敷いており、定期巡回点検・有資格者による対応で機器を継続的に把握(地方エリアはメーカーメンテナンスと連携)
スタートアップ向けの導入相談の入口はスモールオフィスの複合機・コピー機選びでも整理しています。
信頼を支える体制
- 創業35年・事務機器ねっと20年目・総販売台数16,000台以上
- JIS Q 27001:2023(ISO/IEC 27001:2022)情報セキュリティマネジメントシステム認証取得
- 高度管理医療機器等販売/貸与業許可保有(医療系スタートアップにも対応)
- スマートSMEサポーター(第37号-24020002/経済産業省認定)
- 帝国データバンク評点63点・連続黒字経営
ご相談から導入までの流れ
1. お問い合わせ(電話・フォーム)
2. ヒアリング(資金調達フェーズ・人員数・月間印刷枚数・必要機能・予算・将来計画)
3. 機種候補の比較提示(複数メーカー・複数機種・複数契約形態)
4. お見積り
5. ご検討・契約
6. 設置・初期設定・操作レクチャー
スタートアップのフェーズ移行は、想定よりも早く訪れることが少なくありません。「次のラウンドまでに何が変わる可能性があるか」を共有していただけると、組み換え前提の契約設計までふまえてご提案できます。買い替えタイミングの見極めは【担当者必見!】複合機の寿命って何年? 買い替えの適切なタイミングとはも参考になります。
よくある質問(Q&A)

Q1. シード期のスタートアップでも複合機は必要ですか?家庭用プリンターで凌げませんか?
A. 人員3名程度・月間印刷枚数100枚以下の段階であれば、家庭用プリンターで凌げるケースもあります。ただし、契約書・採用関連書類・登記書類のスキャンPDF化が日常業務になってきたら、A3対応カラー普及機(中古/レンタル含む)への切り替え時期です。家庭用プリンターはスキャン解像度・両面スキャン・FAX機能で力不足になりやすく、コーポレート機能の立ち上げと並行して複合機の導入を検討するのが現実的です。
Q2. シード期に新品の長期リース(6年)を組むのは無理がありますか?
A. ピボット・拠点変更・解散リスクのいずれもゼロではないシード期は、6年の長期固定費を抱えると重荷になりやすいのが実情です。シード期は中古機購入・中古リース・レンタルで月額を抑え、シリーズA以降のタイミングで新品リースに切り替える方が、キャッシュフロー設計上は安心です。シード期で資金調達済みの場合でも、複合機への固定費投下は最小限に抑え、人員採用・プロダクト開発に資金を振り向けるのが一般的な判断になります。
Q3. シリーズA期で複合機をリースする場合、契約期間は何年が適切ですか?
A. 5〜6年の長期契約が現実的です。短期契約(3年)は月額が大きく上がり、シリーズA期のキャッシュフローを圧迫しやすいため、長期契約で月額を抑え、シリーズB移行時に「リースの組み換え」で機種をスケールアップする運用がスタートアップ向きです。組み換えに対応している販売業者かどうかを契約前に確認しておくと安心です。
Q4. シリーズBで人員が倍になりそうなのですが、リース機をどう増やすべきですか?
A. 既存契約の残月数によって判断が分かれます。残月数が2〜3年あり、現機種の能力が事業ボトルネックになっている場合は、「リースの組み換え」で中位機〜高速機にスケールアップするのが現実的です。残月数が短ければ、現契約満了を待って次の機種を新規リースする方が総コストは下がります。また、本社中央に中位機1台+各部門にA4機を分散配置する複数台運用も、シリーズB以降の選択肢として有効です。
Q5. 医療系・ヘルスケア系スタートアップの場合、複合機選びで気をつけることはありますか?
A. 医療系スタートアップでは、患者情報・診療情報を扱う書類のスキャン・保管・廃棄プロセスを社内ルール化する必要があります。複合機側のHDD暗号化・自動上書き消去・ID認証印刷の3点を最低限押さえ、ISO/IEC 27001(ISMS)認証を保持する販売業者を選ぶのが安全です。事務機器ねっとを運営する株式会社庚伸は高度管理医療機器等販売/貸与業許可も保有しており、医療系の取り扱い経験がある販売業者を選ぶと、機器選定と運用ルール設計の両面で相談しやすくなります。
Q6. オフィス移転と複合機導入のタイミングはどう合わせるべきですか?
A. オフィス移転と複合機導入は、移転日の2〜3週間前には機種・搬入経路・電源・LAN配線の最終確認を済ませておくのが安全です。移転と同時の新規導入は、当日の動作確認まで含めて販売業者と密に連携する必要があります。シリーズA以降のオフィス拡張時には、ビジネスフォン・Wi-Fi・PC環境とまとめて手配できるワンストップ対応の販売業者を選ぶと、当日の動作確認・トラブル時の責任分界が明確になります。
Q7. 複合機を導入してから、業務が拡大して別の機種に乗り換えたい場合の流れは?
A. 業界には「リースの組み換え」(現契約の残額を次の機器費用に上乗せして再リースし、機種を入れ替える方法)という選択肢があります。事業拡大スピードが速いスタートアップでは特に活用機会が多く、契約前に「業務変化時の機種入れ替え・組み換えの可否」を販売業者に確認しておくと、シリーズB移行時に動きやすくなります。組み換え後は月額が上がりますが、業務量の拡大に合わせて上位機種にスケールアップできます。
まとめ:スタートアップの複合機選びは「フェーズ × 契約形態 × 組み換え前提」で判断する

スタートアップの複合機選びは、資金調達フェーズに合わせた契約形態の選び方と、フェーズ移行を前提にした機種設計の2つが軸になります。
- シード期(1〜10名):中古機購入・中古リース・短期レンタル中心。月額数千円〜1万円前後で、長期固定費を抱えない設計
- シリーズA期(10〜30名):A3対応カラー普及機の新品リース(5〜6年)。月額1万円台前半〜1.5万円、クラウド連携を最初から組み込み
- シリーズB以降(30〜50名):A3対応カラー中位機〜高速機。リースの組み換えで段階的にスケールアップ、複数台運用も検討。月額1.5万円〜2.5万円前後
- 契約形態の使い分け:中古/レンタル/新品リースをフェーズに応じて使い分け、無理な長期固定費を回避
- 組み換え前提:シリーズA期で契約する販売業者は、シリーズB移行時の機種入れ替え(リースの組み換え)に対応しているかを確認
「シード期で最初の1台をどう選ぶか迷っている」「シリーズA以降でスケールに耐える機種に組み替えたい」という段階のスタートアップは、複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)にお気軽にご相談ください。7メーカーの中から、フェーズと業務内容に合う機種・契約形態を複数パターンで比較提示いたします。
この記事の監修者
株式会社庚伸 『事務機器ねっと』 オフィスサポートディビジョン
フィールドエンジニアグループ |
シニアマネージャー
大塚 義美
複合機メンテナンス許可認定
FUJIFILM/Canon/SHARP/EPSON
経歴
複合機のメンテナンスエンジニアとして業界歴26年以上のキャリアから、フィールドエンジニアグループのマネージャーとして事業部を統括。凡そ4万5,000回以上の複合機メンテナンス実績があり、コピー機やプリンターを隅々まで熟知。お客様が抱えられている課題やお悩みに対して真摯に向き合ってサポートすることがモットー。これまでに培った多くの知見と経験を活かした有益な情報を発信いたしますので、少しでもお役立ていただけると幸いです。












事務機器ねっとは「コピー機・プリンターリース価格満足度 第1位」と「コピー機・プリンター販売サイト導入後のサポート満足度 第1位」の二冠を獲得しました。
第37号‐24020002
(適用範囲:HCグループ)
人数無制限・定額制の勤怠管理システム
現場がイキイキと自走するRPA導入支援
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