顧客満足度に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D.パワージャパンは、「J.D.パワー 2022年カラー複合機顧客満足度調査」および「J.D.パワー 2022年カラーレーザープリンター顧客満足度調査」の結果を発表しました。
文書のデジタル化・ペーパーレス化
DX推進意欲が昨年から上昇
株式会社J.D. パワー ジャパンは、2022年も今後文書関連業務に関して新たに取り組みたいことやさらに取り組んでいきたいことを調査しています。その結果から、「文書デジタル化/ペーパーレス化や業務プロセス効率化・自動化によるオフィス業務のDX促進」がラージ&ミドルオフィス企業、スモールオフィス企業ともに最も多く上がりました。
ラージ&ミドルオフィス企業では41%(2021年:25%)、スモールオフィス企業では26%(2021年:14%)となっており、どちらも昨年調査(2021年9月発表)と比べて上昇した結果となっています。新型コロナウイルスの蔓延からテレワークの定着や、電子帳簿保存法改正等の法令改正などから、デジタル化やDX推進への取り組みの意識が企業間で高まっていることが分かる結果となりました。
電子帳簿保存法への注目度高まる
2022年1月から改正電子帳簿保存法が施行されました。取引書類や帳簿等のペーパーレス化が促され、企業に関しては2年間の猶予期間はありますが、改正電子帳簿保存法に則った対応が迫られている状況です。
今後の取り組み課題として「電子帳簿保存法改正への対応」をあげた企業は、ラージ&ミドルオフィス企業では約4割(36%)、スモールオフィス企業では約3割(26%)という結果になりました。大企業を中心に電帳法への対応ニーズが高い結果となっており、多くの企業で今後取り組みが進められていくでしょう。
2022年カラー複合機顧客満足度/カラーレーザープリンター顧客満足度No.1の発表では、
ラージ&ミドルオフィス市場部門
※従業員数30名以上企業市場(対象6ブランド)
第1位:富士フイルムビジネスイノベーション
「商品」、「保守サービス」、「営業対応」の3ファクターで最高評価。
第2位:リコー
第3位:キヤノン
スモールオフィス市場部門
※従業員数5名以上30名未満企業市場(対象5ブランド)
第1位:富士フイルムビジネスイノベーション、コニカミノルタ(同点)
富士フイルムビジネスイノベーションは「コスト」ファクターで最高評価。
コニカミノルタは「保守サービス」、「営業対応」の2ファクターで最高評価。
第3位:リコー
カラーレーザープリンター顧客満足度調査
(対象5ブランド)
第1位:リコー 5年連続の総合満足度第1位。「コスト」、「保守サービス」の2ファクターで最高評価。
第2位:富士フイルムビジネスイノベーション「商品」ファクターで最高評価。
第3位:キヤノン
やはり圧倒的人気を誇る富士フイルムビジネスイノベーション。当社でも取り扱いをしている、メーカーになります。2位のリコーに続いてキヤノンもランクインしています。
当社も満足度の高い商品、サービスをご提供していきます。