公開日 2026.05.29 更新日 2026.06.19

オフィス移転時の機器一式導入ガイド|複合機・電話・Wi-FiのワンストップQA

「オフィス移転が決まったが、複合機・電話・Wi-Fi・PCをそれぞれどこに頼めばいいのかわからない」
「業者を分けると見積りも工事日程もバラバラで、移転日に間に合うか不安」
「小規模オフィスでまるごと相談できる業者はないのか」

こうした悩みを抱える総務担当者・経営者は多いのではないでしょうか。オフィス移転は、複合機・ビジネスフォン・Wi-Fi・PCネットワーク機器・配線工事など、性格の異なる機器・工事を同じ移転日に間に合わせる必要があるため、相談先選びと進め方ひとつでスケジュールも費用も大きく変わります。

本記事では、複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)のノウハウをもとに、オフィス移転時に必要となる機器一式の手配・相談先の見極め方・スケジュールの組み方・業種別の進め方・よくある質問までをまとめて解説します。これから移転を控えている小規模・中小オフィスの担当者の方に参考にしていただける内容です。

結論から言うと、オフィス移転時の機器一式導入は「複合機・ビジネスフォン・Wi-Fi・PCネットワーク機器」を一括相談できる販売業者にまとめると、見積り・工事日程・移転日の動作確認まで一本化でき、移転当日のリスクを大きく下げられます。 業者を分けると窓口が増えて連絡コストが上がり、工事日のバッティングや配線トラブル発生時の責任分界もあいまいになりがちです。とくに1〜30名規模の小規模オフィスでは、ワンストップで対応できる販売業者に絞り込むのが現実的です。

目次

用語の整理:オフィス移転で必要になる機器一式の範囲

用語の整理:オフィス移転で必要になる機器一式の範囲

移転の話を進める前に、「機器一式」と一口に言ったときに具体的にどの範囲を指すのかを整理しておきます。

オフィス移転で同時に検討する機器・工事は、おおむね次の4カテゴリに分けられます。

  • オフィス機器:複合機(コピー機)、シュレッダー、業務用プリンター
  • 通信機器:ビジネスフォン(主装置・電話機)、FAX、インターネット回線、Wi-Fiアクセスポイント
  • PC・ネットワーク機器:PC本体、ルーター、スイッチングハブ、LAN配線
  • 付帯工事:電源工事、LAN配線工事、家具の搬入・レイアウト調整

これらは性格の異なる機器・工事ですが、移転日というひとつの締切に向けて全てが動作している状態を作る必要があります。たとえばインターネット回線の開通が遅れると、複合機のクラウド連携もビジネスフォンのIP電話も使えません。LAN配線が間に合わなければ、PCもWi-Fiも稼働できません。各機器・工事は独立に進められるものではなく、互いに依存関係のあるプロジェクトとして捉えるのが現実的です。

複合機選定の基本構造についてはコピー機の導入方法がまるわかり!機種えらびで失敗しない"初心者ガイド"で解説していますので、移転に合わせて新規導入する場合は併せて確認してください。

オフィス移転時に同時に手配すべき7つの機器・工事

オフィス移転時に同時に手配すべき7つの機器・工事

オフィス移転で「忘れていた」「間に合わなかった」が起こりやすい代表的な機器・工事を、優先度の高い順に整理します。

複合機(コピー機)

新規リース契約・既存機の移設のいずれかを選びます。新規リースの場合、機種選定〜納品まで通常2〜4週間程度かかるため、移転日の1ヶ月以上前に発注しておくのが安心です。既存機の移設は、リース会社・販売業者への事前連絡と移設費用(数万円程度〜)の見積りが必要になります。

ビジネスフォン(主装置・電話機)

電話番号の継続利用には、移転前の電話会社への手続きとNTTの局内工事の予約が必要です。とくにNTT工事は混雑期(3月・9月)に1〜2ヶ月待ちになるケースもあるため、移転が決まった段階で最初に着手すべき項目です。電話機本体は既存機の移設か新規導入かを検討してください。

インターネット回線

光回線の新規開通には通常1〜2ヶ月、混雑期には3ヶ月以上かかる場合があります。回線開通が遅れると、Wi-Fi・IP電話・複合機のクラウド連携など全ての通信が止まるため、移転スケジュールの中で最もリードタイムの長い項目として扱う必要があります。

Wi-Fiアクセスポイント

オフィスの広さ・形状・利用人数に応じて、業務用Wi-Fiアクセスポイントを設置します。家庭用ルーター1台で済ませると、来客対応で接続が不安定になる・セキュリティが脆弱になるといった問題が起こりがちです。SSID分離(社員用/ゲスト用)・WPA2以上の暗号化・MACアドレスフィルタリングなどの設定もあわせて検討してください。

PC・ネットワーク機器

社員PC・ルーター・スイッチングハブの移設または新規導入を検討します。クラウド型業務システムを利用している場合は、移転後のIPアドレス変更・社内ネットワーク設計の見直しも必要です。LAN配線工事と合わせて事前にネットワーク図を整理しておくと、当日のトラブルが激減します。

LAN配線・電源工事

新オフィスのLANポート・電源コンセントの位置と数を、レイアウト確定後すぐに確認します。複合機・サーバー・PC・電話機・Wi-Fiアクセスポイントの設置位置から逆算して、不足する配線・コンセントを追加工事します。移転当日の朝に「コンセントが足りない」と判明することが最も避けたいパターンです。

家具・什器の搬入

机・椅子・書棚・キャビネットの搬入は引越業者の範囲ですが、複合機の設置位置・電話機の設置位置と家具レイアウトが噛み合うかは事前確認が必要です。複合機の搬入経路(エレベーター幅・通路幅・段差)も、機種によっては事前確認が必須です。

ワンストップ業者とバラ手配、どちらが向いているか

ワンストップ業者とバラ手配、どちらが向いているか

オフィス移転時の機器手配には、大きく次の2つのアプローチがあります。

ワンストップ業者にまとめるアプローチ

複合機販売業者やオフィス機器販売業者の中には、複合機だけでなくビジネスフォン・Wi-Fi・PCネットワーク機器・移転工事までを一括で取り扱っているケースがあります。窓口が一本化されるため、見積り・工事日程・移転日の動作確認までを同じ担当者が管理できます。

バラ手配(個別に発注する)アプローチ

複合機は複合機専門業者、電話は電話会社、Wi-Fiはネットワーク業者、PCは別業者……と機器ごとに専門業者を選ぶアプローチです。各分野の専門性は高くなる一方、窓口が4〜5社に分かれて連絡コストが大幅に増えます。

2つのアプローチを比較

比較項目 ワンストップ業者 バラ手配
窓口の数 1社 複数(4〜5社)
見積りの比較しやすさ 機器横断で一括見積り 機器ごとに個別見積り
工事日程の調整 販売業者が一括調整 担当者が自社で調整
移転当日の動作確認 販売業者が立ち会い 複数業者の立ち会い調整必要
責任分界点 販売業者に集約 機器ごとに分散
個別最適の追求 販売業者の取扱範囲に依存 専門業者ごとに最適化可能

1〜30名規模の小規模オフィスでは、移転担当者が他の業務と兼任しているケースが多く、窓口を増やせば増やすほど移転業務が後手に回ります。とくに繁忙期と移転時期が重なる場合、ワンストップ業者にまとめて担当者の負荷を下げる選択肢の検討価値が高くなります。

なお、「ワンストップ」と謳っている業者でも、実態は提携先に再委託しているだけのケースもあります。社内の自社対応範囲と提携先範囲を見積り段階で必ず確認してください。複合機の見積書の読み方は複合機(コピー機)の見積書の正しい見方と信頼できる販売店の選び方で詳しく解説しています。

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オフィス移転スケジュールの組み方(3ヶ月前から当日まで)

オフィス移転の機器一式導入は、移転日の3ヶ月前からの逆算スケジュールが現実的です。代表的なタイムラインを整理します。

3ヶ月前:移転先確定・現地調査・回線手配

新オフィスの契約が確定したら、すぐに次の3点に着手します。

  • インターネット回線の新規開通申し込み(最もリードタイムが長い)
  • 電話番号の継続利用手続き(NTT工事予約)
  • 現地調査(LANポート・電源コンセント・搬入経路の確認)

回線開通日は移転日の1週間以上前を希望日に指定し、移転当日に動作確認できる状態を目指します。

2ヶ月前:複合機・ビジネスフォン・Wi-Fi発注

機器一式の見積り取得・発注を行います。

  • 複合機:機種選定〜契約〜納品スケジュール確定
  • ビジネスフォン:主装置・電話機の機種選定と発注
  • Wi-Fiアクセスポイント:設置台数・配置案の確定
  • LAN配線工事:配線図確定と工事日程予約

見積りはワンストップ業者の場合は1社、バラ手配の場合は各カテゴリで2〜3社から取って比較します。価格だけでなく、保守契約・故障時の駆けつけ体制も合わせて確認してください。

1ヶ月前:レイアウト確定・既存機解約手続き

新オフィスのレイアウト最終確定と、旧オフィスの解約手続きを並行で進めます。

  • 複合機の設置位置確定(給排気スペース・電源確保)
  • 既存契約の解約手続き(インターネット回線・電話・複合機リース等)
  • 移転先の電源・LAN工事日程確定
  • 引越業者の手配(複合機・サーバー機器の搬入経路確認)

旧オフィスの解約は、退去予告期間(通常6ヶ月前まで)が契約書に定められていることが多いため、移転日が確定した段階で早めに着手してください。

2週間前〜移転当日:搬入・配線・動作確認

移転日1〜2週間前から、機器の搬入と配線工事が本格化します。

  • 2週間前:LAN配線工事・電源工事
  • 1週間前:インターネット回線開通・動作確認
  • 当日/前日:複合機搬入・設置・初期設定/ビジネスフォン設置・電話番号疎通確認/Wi-Fi設置・接続確認

当日は販売業者の担当者に立ち会いを依頼し、複合機・電話・Wi-Fiの動作確認をその場で実施するのが安心です。

移転後1週間:運用調整・残課題対応

移転後1週間は、運用上の細かな調整が続きます。Wi-Fiの電波到達範囲、複合機のスキャン先共有フォルダ設定、ビジネスフォンの内線設定など、移転前と微妙に挙動が変わる項目は珍しくありません。販売業者にこの期間中の問い合わせ対応を含めてもらえると、担当者の負担が大きく下がります。

移転費用の目安と見落としやすいコスト

移転費用の目安と見落としやすいコスト

オフィス移転の機器一式導入で発生する代表的な費用と、見落としやすいコストを整理します。

機器・工事の費用目安

下表は1〜30名規模のオフィスで発生する代表的な費用イメージです。実際の金額は機種・オフィス広さ・配線条件で大きく変動するため、必ず複数社から見積りを取って比較してください。

項目 費用の目安 備考
複合機(新規リース) 月額1万円台〜 本体リース料金+カウンター料金+保守費の合計
複合機の移設 数万円〜 機種・距離による
ビジネスフォン主装置 10万円台〜 主装置+電話機本体(リース or 一括)
電話番号の継続利用(NTT工事) 数万円〜 番号維持手続き+局内工事
インターネット回線 月額5千円〜 光回線・工事費は別途
Wi-Fiアクセスポイント 1台数万円〜 業務用APの本体価格+設定
LAN配線工事 数万円〜 配線本数・距離による
電源工事 数万円〜 コンセント増設個数による

見落としやすいコスト

見積り段階で漏れやすいコストの代表例は、次のとおりです。

  • 複合機の既存リース解約金:契約年数の残期間によっては数十万円単位になることがあります
  • 電話番号変更通知:番号が変わる場合、名刺・封筒・Webサイト・取引先通知の更新コストが別途発生
  • 不要機器の処分費:旧複合機・旧ビジネスフォン・旧サーバーの処分費はリース会社や販売業者で異なります
  • クラウド連携の再設定費用:複合機のスキャン先・電子帳簿保存設定・PC側ドライバ再インストール等のセットアップ費用(通常メンテナンス契約と別契約のケースが多い)

とくにクラウド連携の再設定費用は、通常メンテナンス契約と別契約になっているケースが多くあります。「メンテナンスに含まれている」と思い込まずに、移設前の見積りで分けて確認してください。

長期運用のトータルコスト(本体リース料金+カウンター料金+保守費)の考え方はコピー機はリースとレンタル、どちらが得なのか比較してみた!でも整理しています。

業種別シナリオ(士業事務所/ITスタートアップ/個人店舗)

オフィス移転で重視するポイントは、業種・規模で大きく変わります。代表的な3パターンを整理します。

士業事務所 5〜10名(FAX/スキャン中心)

  • 想定業務:契約書・申請書類の作成、官公署・取引先とのFAXやり取り、書類スキャンによる電子保存
  • 特に重視すべき視点電話番号の継続利用(既存顧客・官公署への通知不要)とFAXの引き続き利用(A3カラーFAX対応)
  • 複合機:A3カラー普及機〜中位機(FAX機能必須・300dpi以上スキャン・PDFクラウド保存)
  • ビジネスフォン:内線数を少なめに設計可。FAX回線とのバランスを確認
  • Wi-Fi:来客対応用のゲストSSIDを分離。執務エリアは有線LANと併用
  • 移転スケジュール上の注意:FAX回線の開通遅れは業務停止に直結するため、NTT工事予約は最優先

ITスタートアップ 10〜30名(クラウド連携)

  • 想定業務:クラウド型業務システムの利用(Slack・Google Workspace・MS365等)、リモート会議の頻度高、スキャンによる紙書類のデジタル化
  • 特に重視すべき視点インターネット回線の帯域(リモート会議の同時接続数を想定)とWi-Fiの安定性(社員全員のPC・スマートフォン同時接続)
  • 複合機:A3カラー中位機(クラウドスキャン連携対応・両面同時スキャンDADF・モバイル印刷対応)
  • ビジネスフォン:IP電話・スマートフォンFMC(固定電話番号連携)を含めて検討
  • Wi-Fi:業務用アクセスポイントを複数台設置・SSID分離・電波測定で死角を確認
  • 移転スケジュール上の注意クラウド連携の再設定(複合機のスキャン先・PC側の業務システムIP制限設定など)は移転日当日に集中させない

なお、ITスタートアップの場合、複合機のクラウド連携設定支援は通常メンテナンス契約と別契約のことが多くあります。導入時にどちらの契約に含まれるかを必ず確認してください。詳しくは複合機(コピー機)の見積書の正しい見方と信頼できる販売店の選び方を参考にしてください。

個人店舗・小規模 1〜5名(コスト最小化)

  • 想定業務:注文書・領収書の印刷、たまにA3チラシ・メニュー印刷、来客向けWi-Fi
  • 特に重視すべき視点初期費用と月額固定費の最小化。複合機・ビジネスフォン・Wi-Fiともに、必要最小限のスペックで予算を抑える
  • 複合機:A3対応カラー普及機(中速機)。月間印刷枚数500枚以下なら下位機種で十分
  • ビジネスフォン:内線数1〜3本のコンパクトなビジネスフォンか、IP電話のみで構成
  • Wi-Fi:業務用アクセスポイント1台+ゲストSSID。家庭用ルーターは業務での常用は避ける
  • 移転スケジュール上の注意:費用を抑えるあまり「月額リース料金2,400円」など極端に安いプランを選ぶと、保守費・カウンター料金で結果的に割高になるケースがあります。下記の安さの落とし穴も参考にしてください

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オフィス移転の機器一式相談なら「事務機器ねっと」にご相談ください

オフィス移転の機器一式相談なら「事務機器ねっと」にご相談ください

オフィス移転時の機器一式導入は、複合機・ビジネスフォン・Wi-Fi・PCネットワーク機器・配線工事のスケジュールと予算をひとつの担当者がまとめて見られるかどうかで、進めやすさが大きく変わります。とくに1〜30名規模の小規模オフィスでは、社内の移転担当者が他業務と兼任していることが多いため、窓口の数が増えるほど移転業務が後手に回りがちです。

事務機器ねっとのワンストップ対応範囲

複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)は、複合機の販売・リースだけでなく、オフィス移転時に必要となる関連機器・工事の手配にも対応しています。

  • 複合機:SHARP・Canon・FUJIFILM・KYOCERA・OKI・EPSON・KONICA MINOLTA・HPの8社から選定
  • ビジネスフォン:主装置・電話機の新規導入・移設対応
  • Wi-Fi・ネットワーク機器:業務用アクセスポイント・ルーター・スイッチングハブの選定と設置
  • PCネットワーク機器:オフィスPC・LAN配線工事の手配
  • 移転工事の日程調整:複合機・電話・Wi-Fi設置の日程調整・移転日の動作確認立ち会い

信頼を支える体制

  • 創業35年・事務機器ねっとは20年目・総販売台数16,000台以上
  • ISO/IEC 27001情報セキュリティマネジメントシステム認証
  • 経済産業省認定「スマートSMEサポーター」(第37号-24020002)
  • 2026年富士フイルムビジネスイノベーションより表彰(その他複合機メーカーからの受賞実績あり)
  • 高度管理医療機器等販売/貸与業許可保有

ご相談から移転当日までの流れ

1. お問い合わせ(電話・フォーム)
2. ヒアリング(移転日・新オフィスの広さ・人数・必要な機器一式・現行契約状況)
3. 機器一式の見積り提示(複合機・電話・Wi-Fi等の組み合わせを複数案で提示)
4. 工事日程の調整(インターネット回線開通日・LAN工事・複合機納品日の整合性確認)
5. 移転当日の立ち会い(動作確認・初期設定・操作レクチャー)
6. 移転後の運用調整(Wi-Fi電波調整・スキャン先設定など)

オフィス移転は決まったタイミングを動かせないプロジェクトです。早い段階で相談先を1社に絞り込んでおくと、移転当日に「想定外の機器トラブル」が起こるリスクを大きく下げられます。複合機の入れ替えタイミングについては【担当者必見!】複合機の寿命って何年? 買い替えの適切なタイミングとはも参考にしてください。

よくある質問(Q&A)

Q1. オフィス移転の準備は、何ヶ月前から動き始めるべきですか?

A. インターネット回線の新規開通に通常1〜2ヶ月、混雑期は3ヶ月以上かかるため、移転日の3ヶ月前からの逆算スケジュールが現実的です。電話番号の継続利用にはNTT工事の予約も必要なため、移転先が確定した段階ですぐに回線・電話の手配に着手するのが安心です。複合機・ビジネスフォン・Wi-Fiは2ヶ月前までに発注を完了させると、当日の動作確認に余裕が生まれます。

Q2. 複合機・電話・Wi-Fiを別々の業者に頼む場合と、まとめて頼む場合で、何が一番違いますか?

A. 一番大きな差は「窓口の数」と「責任分界点」です。別々に頼むと窓口が4〜5社に分かれ、見積り比較・工事日程調整・移転当日の動作確認それぞれで連絡コストが発生します。まとめて頼む場合は1社が全機器の進行を管理するため、トラブル発生時の責任分界もシンプルです。1〜30名規模の小規模オフィスでは、移転担当者の業務負荷を下げる観点からワンストップ業者を選ぶケースが増えています。

Q3. 既存の複合機をオフィス移転先で引き続き使うことはできますか?

A. リース会社・販売業者への事前連絡があれば、ほとんどの場合移設可能です。移設費用は機種・距離・搬入経路条件で数万円〜が一般的な目安です。既存契約の残期間・残価をリース会社に確認してから、新オフィスで継続するか、移転を機に新機種へ入れ替えるかを判断してください。新機種への入れ替えを検討する場合は、業界には「リースの組み換え」(現契約の残額を次の機器費用に上乗せして再リースする方法)という選択肢があり、対応している販売店であれば移転と同時に機種をスケールアップできます。

Q4. 電話番号は移転後も同じ番号を使い続けられますか?

A. 移転先がNTTの同一の収容局エリア内であれば、電話番号を継続利用できるケースが多くあります。エリアが変わる場合は、原則として電話番号も変わります。継続利用には移転前にNTT工事の予約が必要で、混雑期は1〜2ヶ月待ちになるケースもあるため、移転日が確定したらすぐに電話会社へ問い合わせてください。番号が変わる場合は、名刺・封筒・Webサイト・取引先通知の更新コストも忘れずに見積っておくと安心です。

Q5. オフィスのWi-Fiは家庭用ルーターでも問題ないですか?

A. 来客対応や複数人での同時接続を想定すると、家庭用ルーターでは接続が不安定になりがちです。業務用アクセスポイントは、同時接続台数の上限・電波到達距離・SSID分離・暗号化方式の柔軟性で家庭用と差があります。とくに社員用と来客用のSSID分離は、社内ネットワークへのアクセス制限の観点から業務用機器を選ぶメリットが大きい部分です。1台数万円〜の業務用アクセスポイントで十分カバーできるケースが多いため、家庭用との費用差は限定的です。

Q6. 移転当日に複合機・電話・Wi-Fiが全部動作するか不安です。どう備えればいいですか?

A. 3点で備えるのが現実的です。1点目はインターネット回線の開通日を移転日の1週間以上前に設定し、当日に動作確認できる状態を作っておくこと。2点目は移転日の前日または当日に販売業者の担当者に立ち会いを依頼し、複合機・電話・Wi-Fiの動作確認をその場で実施してもらうこと。3点目は移転後1週間の運用調整期間を設け、Wi-Fi電波・複合機スキャン先・電話の内線設定など細かな調整を販売業者に依頼できる契約にしておくこと。これらを満たすには、ワンストップ業者と早い段階で契約しておくのが最も実務的です。

Q7. オフィス移転と同時に、複合機を新機種に入れ替えるべきですか?それとも既存機を移設すべきですか?

A. 既存機が導入から5年以上経過している場合は、入れ替えの検討価値が高くなります。複合機の経済的な耐用年数は機種にもよりますが、おおむね5〜7年です。既存機が新オフィスでも3年以上稼働見込みなら移設、すでに耐用年数に近づいているなら入れ替えが現実的な判断軸です。リース契約の残期間が残っていても、「リースの組み換え」を活用すれば、現契約の残額を次の機器費用に上乗せして新機種に入れ替えることが可能です。詳しくは長年愛用したコピー機、まだ修理できますか!? 致命的な故障前の切替えが最適解も参考にしてください。

まとめ:オフィス移転の機器一式は「ワンストップ × 3ヶ月前着手 × 動作確認立ち会い」で安全に

オフィス移転時の機器一式導入は、複合機・ビジネスフォン・Wi-Fi・PCネットワーク機器・配線工事のスケジュールが互いに依存しあう複合プロジェクトです。窓口を1社にまとめ、移転日の3ヶ月前から逆算スケジュールで動き、移転当日は販売業者の立ち会いで動作確認を完了させる、という3点を押さえると、当日のトラブル発生リスクを大きく下げられます。

  • ワンストップ業者にまとめる:窓口1社で見積り・工事日程・移転当日の動作確認を一括管理
  • 3ヶ月前着手:インターネット回線・電話番号継続のNTT工事は最長のリードタイム
  • 2ヶ月前発注:複合機・ビジネスフォン・Wi-Fi一式の機種選定と発注完了
  • 1週間前回線開通:移転日前に動作確認できる状態を作る
  • 当日立ち会い:販売業者の担当者と一緒に動作確認・初期設定・操作レクチャー
  • 見落としやすいコスト:既存リース解約金、電話番号変更通知、不要機器処分費、クラウド連携再設定費用

「オフィス移転が決まったが、複合機・電話・Wi-Fiをどこに頼めばいいかわからない」という段階の担当者の方は、複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)にお気軽にご相談ください。ご安心いただける形で、移転日までの全機器・全工事の進行を一括でお手伝いいたします。

お問い合わせ

複合機・コピー機のリースに関するご相談は、事務機器ねっとまでお気軽にどうぞ。

お問い合わせフォーム: https://jimukiki.net/contact/
お電話: 0120-744-779(平日 9:00〜18:00)

この記事の監修者

株式会社庚伸 『事務機器ねっと』 オフィスサポートディビジョン
フィールドエンジニアグループ |
シニアマネージャー

大塚 義美

複合機メンテナンス許可認定

FUJIFILM/Canon/SHARP/EPSON

経歴

複合機のメンテナンスエンジニアとして業界歴26年以上のキャリアから、フィールドエンジニアグループのマネージャーとして事業部を統括。凡そ4万5,000回以上の複合機メンテナンス実績があり、コピー機やプリンターを隅々まで熟知。お客様が抱えられている課題やお悩みに対して真摯に向き合ってサポートすることがモットー。これまでに培った多くの知見と経験を活かした有益な情報を発信いたしますので、少しでもお役立ていただけると幸いです。

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