富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(以下:富士フイルム)が、一般社団法人産業環境管理協会より「経済産業大臣賞」を受賞しました。
これは「令和7年度 資源循環技術・システム表彰」という、資源循環や循環型社会の実現に貢献する優れた技術や取り組みを表彰する舞台での快挙です。
「再生機」または「リファビッシュ機」と聞くと、もしかしたら「中古品?」と想像されるかもしれません。しかし、彼らの取り組みは、単なるリサイクルや中古販売の枠を超えています。
富士フイルムは1995年から「廃棄ゼロ」を目標に掲げ、長きにわたり資源循環に取り組んできました。そして2010年からは、回収した使用済み複合機を分解し、徹底的に清掃・修理を施し、一定品質に満たない部品は交換・調整します。そして驚くべきは、『ApeosPort-VII C R』シリーズなどと、新しい製品番号を付与し、「新品として販売する」という点です。これは、環境貢献と経済合理性、両方を実現させる取り組みとして高く評価されたのです。
「再生品=品質不安」の常識を覆す、データとノウハウの結晶
さて、私たちが事務機器ねっととして、この再生機(『ApeosPort-VII C R』シリーズなど)を自信を持ってお客様にご提案できるのには理由があります。それは、富士フイルムが品質を担保するために徹底的な仕組みを構築しているからです。これは単なるリユースではない、「再製造(リマニュファクチュアリング)」というべき領域です。
- 再製造を前提とした特別な設計
まず、機器自体が長寿命化を図るとともに、分解・清掃・組立がしやすい構造、つまり「再生機製造」を前提として設計されています。最初から長く使うことを前提に作られているのですから、その頑丈さは折り紙つきです。 - 科学的な「部品寿命」の判断
品質確保の核心はここです。原稿送り装置のような主要なモジュールは、複合機内部のメモリーに通電時間やプリント枚数などの稼働履歴を記録しています。そして、この膨大なデータと、インターネット接続によって蓄積された使用状況を統計的に分析する「ワイブル分析」という手法を活用し、部品ごとの実際の寿命を科学的に判断しています。
これにより、「まだ使える部品」を見極めてリユース率を高めながらも、「そろそろ交換が必要な部品」は自動的に判断して交換できるシステムを構築しているのです。適正な品質を保ちながら、高い部品リユース率を両立させているのは、まさに技術の勝利と言えますね。(意見) - 経済合理性を高める生産体制
さらに、どの使用済み機を再生機の原資として使うかについても、保守サービス契約に基づくシステム接続データを利用して、自動的に判断しています。必要な機器だけを製造拠点へ運ぶことで、回収輸送の環境負荷とコストを低減しています。
再生機の製造拠点である鈴鹿事業所(三重県)では、長年培われた量産のノウハウと改善文化を生かし、再生機製造に最適化されたラインを構築し、省スペース化と生産性の向上を図っています。「資源循環」と「経済合理性」を高度に両立する事業化に成功しているからこそ、最高賞を受賞できたのです。
「事務機器ねっと」が再生機(リファビッシュ機)をおすすめする理由
富士フイルムは2030年度までに新規資源投入量を60%以下にするという目標を掲げ、資源循環を積極的に推進されています。
この目標達成に寄与する、まさに「地球に優しく、財布にも優しい(推測)」、そして「品質は新品同様(ただし再生機として販売)の安心感」を持つ複合機こそ、今回ご紹介した「ApeosPort-VII C R」シリーズをはじめとする再生機群です。
事務機器ねっとでは、単に安価な機器を提供するだけでなく、お客様の事業活動そのものが持続可能な社会の構築に貢献できるような、価値のある選択肢もご提案したいと考えています。「資源循環の発展に大きく貢献しながら、サーキュラーエコノミーの実現に寄与する優れた取り組み」の結晶です。
地球の未来のためにできること、コスト削減のためにできること、そして、オフィスの生産性を高めるためにできること――。これら全てを高い次元で満たす複合機が、今ここにあります。
これらの再生複合機(リファービッシュ機)に関する詳細やご質問はお気軽にお問い合わせください。

中古よりも グ~ン ↗ と品質が高く、 新品よりも グッ ↘ と低価格な再生複合機です。品質の高さは折り紙付きの メーカー認定! メーカーの品質基準をクリアした機械だけがリファビッシュ複合機に認定されます。品質クリア後にメーカー整備工場で隅々まで整備し、最終検査を経て提...