エプソンは11月17日、オフィス向けA3インクジェット複合機「WorkForce Enterprise LMシリーズ」を発表しました。発売は2023年2月上旬を見込んでいます。
今回の発表に合わせて、複合機を含むビジネス向けのレーザープリンタを2026年をめどに終売する方針も明らかにしました。
※終売後も、トナーを初めとする消耗品の販売や保守対応は継続されます。
エプソンが取り組んできた環境問題。
1980年頃から環境問題に取り組み、2010年にオフィス・ホーム向け大容量インクタンクシステム搭載プリンターを販売、2014年には「スマートチャージ」の提供開始や紙のサイクルを変える技術「ドライファイバーテクノロジー」を搭載するなど、環境配慮型の製品やサービスを多数投入してきたエプソン。
昨年改定した「環境ビジョン2025」では、2030年までに1.5℃シナリオに沿った総排出量を削減、2050年までに「カーボンマイナス」と「地下資源 消費ゼロ」を達成する目標を掲げ、「持続可能でこころ豊かな社会を実現することを目指す」と力を込めて目標を掲げています。それらを達成するための4つの施策として、再生可能エネルギーの活用や設備の省エネ、グリーンサプライヤー活用などによる「① 脱炭素」、商品の小型化など資源を有効活用する「② 資源循環」、環境配慮型製品を提供することで促す「③ 環境負荷低減」、そして、レーザーからインクジェットへの切り替えなどによる「④ 環境技術開発」の取り組みに力を注いでいます。
新製品「LMシリーズ」3機種を発表!
中速度帯のラインナップ強化のスタートとして、現行商品の高速A3複合機「LXシリーズ」、A4・A3複合機/プリンター「PXシリーズ」に加わるA3カラーインクジェット複合機「LMシリーズ」を発表しました。
LMシリーズは、印刷速度帯40~60枚/分のA3カラー複合機。印刷スピード60枚/分の「LM-C6000」、50枚/分の「LM-C5000」、40枚/分の「LM-C4000」の全3モデルを展開し、24ipm~100枚/分までの中速度帯ラインナップを大幅に拡充しました。発売時期は2023年2月上旬を予定しています。
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