<目次>
・SHARP
・Canon
・FUJIFILM
・EPSON
・OKI
・KYOCERA
Apple Silicon(M1チップ)とmacOS Big Sur(ビッグサー)のリリースから半年、初代iMacのレインボーカラーを踏襲した筐体色がどれも素敵な新型iMacも発売され、このM1チップの性能には驚かれた方も多いかと思います。実際にApple Silicon搭載のM1MacBookProを導入してみたら、チラシやパンフレット等をはじめとする重いグラフィックデータを扱っても、以前までのIntelチップには戻れないと感じるくらいの性能差を実感でき、とにかく機敏で快適です。
macOSもMontereyにアップデートされてMacらしさに磨きがかかり、M1チップ搭載MacならiPhoneやiPadアプリも動作するようになり、Macの活躍する領域が大きく広がりました。そんな中、更に驚異的な処理能力を誇るM1ProとM1Maxを搭載した新型MacBookProが次世代macOS Monterey(モントレー)と共に発売されました。macOSとiPadOS間をシームレスに移動しながら作業できるユニバーサルコントロールがとても便利そうで、MacとiPadを併用しているアップルユーザーの生産性をイッキに向上させそうですね! でも、気になるのはOSアップデートの度に悩まされるプリンタードライバーのサポート状況。
こういったハードウェアとソフトウェアの進化に伴い、複合機をはじめとする周辺機器も対応していかなければいけません。そこで今回は複合機メーカー各社のM1Mac & macOS Big Surのドライバー対応状況をまとめてみました。事務機器ねっとがMacユーザーのあなたに少しでもお役にたてると幸いです。
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SHARP
シャープ複合機のmacOS対応状況は2022年6月22日に更新されておりました。以前の調査では一部の機種が未対応でしたが、今回の調査ではすべての機種が対応していました。
Canon
キヤノン複合機のmacOS Big Sur状況は最新のもので、2022年7月20日に更新しております。2021年11月25日に更新されているキヤノンのレーザービームプリンターはほとんどのものがバージョン11.6まで対応していました。macOS Sierra 10.12.4 以降の環境でSafari 10.1以降から印刷する際、注意・制限事項があるため、動作制限の詳細を確認しておくと良いでしょう。
インクジェットプリンターは対応している機種もほとんどでしたが、対応詳細をしっかりと読まなければいけません。Apple M1チップ搭載 MacBookは制限はありますがRosetta 2環境で使用可能です。ソフトウェアの提供はインターネット環境経由のみになるため、対応詳細を確認することが大事でしょう。
ドキュメントスキャナーはサイト内の表に掲載している機種は全てドライバー対応していますが、macOS Big Surのみの対応であり、現時点(2022年4月12日更新)でM1チップ(Apple Silicon)搭載Macについてはご使用いただけません。
iR-ADVシリーズはLIPS4以外は対応しており、バージョン11.6まで対応しています。
FUJIFILM
富士ゼロックスから社名が変わった富士フイルムビジネスイノベーションでは、ApeosPortシリーズ、DocuCentreシリーズのどちらのシリーズも、全ての機種が対応している状況でした。2022年8月現在はこちらのサイトに掲載しているApeosシリーズ、ApeosPortシリーズ、DocuCentreシリーズの全てが対応している状況です。下記のページに掲載していない機種に関しては対応検討中ですので、対応が決まり次第、情報公開をするとのことです。
2022年8月の時点では新機種のApeosシリーズは、上記の一覧表には掲載していませんでしたが、ApeosシリーズとしてApeos C2570からApeos C8180、プロダクションプリンターのApeos C810まで一覧表に掲載されていました。PostScriptのオプションをを利用しているしていないに関係して対応状況が変わるため、PostScriptを利用している方は下記のページをご覧になってからご使用ください。また、ApeosProやApeosWideは下記のページではなく、関連情報のその他の商品に分類され、掲載されているため、対象機種をご使用の方はそちらをご覧ください。
※富士ゼロックス株式会社は2021年4月1日付けで「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」へ社名を変更します。本カタログ/サイトは富士ゼロックスブランドの商品を含みます。富士ゼロックスブランドの商品は、米国ゼロックス社からライセンスを受けている商品です。商品提供者は富士フイルムビジネスイノベーション株式会社です。
This catalog or website includes Fuji Xerox product(s). licensed from Xerox Corporation. The distributor of the product(s) is FUJIFILM Business Innovation Corp.
EPSON
エプソンは下記のページからドライバー・ソフトウェアダウンロードのページでプリンターやを選択できます。法人・業務向けプリンター・複合機の箇所から使用している機種を選択するとmacOS Big Surに対応している製品かどうかが確認できます。また、右のURLからはエプソン製品の各OSへの対応情報をご覧いただけます。調べる操作が面倒という方はこちらご覧ください。
OKI
OKIの対応状況は2022年5月26日に更新されていました。
Apple M1チップ搭載Macをご使用の場合は以下の制限がございます。
- 「プリンターキューを開く」ボタンをクリックしてもプリンターキューが開かない場合があります。その際はプリンターキューの機能をお使いいただけません。この場合、プリンターキューから印刷を中止することができませんので、プリンター本体の「キャンセル」ボタンを押して印刷ジョブをキャンセルしてください。「テスト印刷」機能はご使用いただけません。
- 「スキャナを開く」ボタンをクリックしてもスキャナ設定画面が表示されない場合があります。スキャナ機能をご利用の際は、OS標準のアプリケーションの「イメージキャプチャー」をお使いください。
こちらはmacOS 12 Monterey対応について掲載されています。(対応表はIntelプロセッサ搭載のMac PC、及びAppleM1チップ搭載Macについて共通のご案内となります。)
KYOCERA
前回と変わらず、京セラの対応状況は2020年12月末にmacOS11の対応の更新で止まっています。変化はありませんが、多くのプリンターやカラー複合機とモノクロ複合機が対応していました。広幅複合機に関しては対応予定がほとんどでしたので、情報更新をお待ちください。
今回の調査では各社対応を徐々に進めていることがわかりました。シャープ、キヤノン、富士フイルムの3社は、ほとんどの複合機やプリンター、スキャナー等が対応しています。今後MacはM1チップを使用した新商品を発売すると思われるので、MacユーザーはM1Macに対応した複合機が必要になるでしょう。そしてクリエイターの“三種の神器”的なAdobe Creative CloudのLightroom、Photoshop、そして満を持してIllustratorとInDesignもM1Macにネイティブ対応しましたが、その他のツール群の完全対応も待ち遠しいですね。
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