モノを製作する仕事において、色は非常にやっかいなモノです。注文通り、または指定の色プロセス通りに設定しても、印刷すると違うことが少なからずあり、「やり直し」を言われたり、悪い方へいくと「契約解除」「返品」だったり、契約にもよると思うのですが、最悪は「損害賠償」沙汰になることも…。
(私自身、依頼する立場の時に指定色で吹付けペイントしてもらっても全くイメージと違ったことがあります。いわゆる「金赤」指定したのですが、出来上がりはぴんくがかった赤になってしまいました。その時はテストだったので、「消防車の色にして!」とお願いしましたところ、取引先は新たにテストで吹き付けた複数のサンプルを持って消防車に当てて比べてくれたとか…)
カラーマネジメントシステム(CMS)という仕組みは、機器や環境が変わっても同じ発色を担保する、という思想にもとづいています。経時的に変化していく部分でさえ微調整するめんどくささはありますが、それでも安定した発色で印刷するには必要な作業であります。
当社では、簡易的なものから、印刷業にかかる機種まで取り扱いしております。お客さまの業務やご要望に沿って最適なモノを提案いたします。お気軽にお問合せください。