キャノン iRC2880F
キャノン CX670
シャープ MX-2300FG
今回の導入事例は株式会社文海堂様。
文海堂様は商業印刷・美術印刷を行われている会社です。
主に銀座のお客様を対象に事業を展開しており、お得意先で銀座4丁目スエヒロ様など。代表取締役である松岡様は東京都印刷工業組合の事業・共済委員会委員長でもあるそうです。そんな文海堂の代表取締役である松岡様に今回お話をお伺いしました。
iRC2880F
現在文海堂様で利用されている機種は
●キヤノン複合機iRC2880F
●キャノンカードプリンターCX670
●シャープ複合機MX2300FG
こちらの三機種を使って様々な印刷業務を行っているとのこと。導入後、以前の機種で品質の問題でできなかったオンデマンド印刷の内製化が可能になり仕事の幅がとても広くなったそうです。「昔は外部に工場を持っていて、工場の印刷機って言うのは古いものだから維持費もかかるし精度も良くはなかった。当然品質が良くないものも出来て、それは 当然破棄しなければいけない。その分も製造コストはかかるから小ロットの依頼は採算上請けることが難しかった。」「結局その工場は畳んでしまったんだけど、複合機やプリンターでで同じように生産ができるのに驚いたね。むしろ精度も品質も上がって、小ロットの仕事を請けても採算が取れる今の機械は非常に便利。とても綺麗に出てるよ。」
CX670とMX-2300FG
これはiRC2880Fと同じ階のデスクトップに。名刺印刷やハガキ印刷などに役立っています。
資料や資材がある場所でフル稼働中です。納品用でカラー出力もしますが、主にモノクロ出力をこなし、日常業務の事務作業を支えています。
サンプルとワンストップサービス
下の写真は銀座4丁目スエヒロ様からご依頼を受けたハガキのサンプル。それと別件の封筒。
サンプルをお客様に提示される際ですが、複合機とプリンターそれぞれで出力して出来栄えを見ていただくそうです。
松岡様曰く
「(事務所に)複数のメーカーの機種があるけど、どれも印刷品質が異なる。 例えばプリンターならマットな感じで仕上がるし、複合機であればツヤがでる。同じ印刷データでも出力先で分けてサンプルを出せば、お客様の好みにあった納品ができるからとても便利だよ。」だそうです。
オンデマンドもそうなのですが、業界全体の動向として”お客様に合わせる”という傾向にあり、ワンストップサービス(注1)に対応していくよう東京都印刷工業組合で業態変革を行っているそうです。「もともとは小さい名刺プリンターを使っていたんだけど、N君が『社長、いいものがあるんです』と持ちかけてきてね。ランニングコストなどの経費削減の話だったんだけど、そこから仕事の広がりに繋がった。」「今の時代は必要なときに必要な分だけ欲しい、というオンデマンドの流れだから、N君のおかげで業界の波にうまく乗れたかな。良い提案をしていただきましたよ。 」と、取材班も驚きの非常に綺麗な締め方をしていただきました。
写真は松岡様と弊社担当者が、8/23に行われる銀座ハワイアンパーティのポスターをはさんでの2ショット。早20年もお付き合いいただいている松岡様。インタビューに快くお答え頂き本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
注1.ワンストップサービス:DMを例に取ると、企画・提案からDMチラシ印刷・宛名印字・発送までと、『最初から最後まで全て請け負うことでお客様の負担を軽くする』こと