公開日 2026.03.26 更新日 2026.03.26

【2026年最新】大型コピー機のおすすめは?費用や失敗しない選び方、プロが選ぶ「3機種」まで詳しく紹介

大型コピー機は、印刷量の多い企業や複数部署で共有する環境で力を発揮する業務用モデルです。しかし、印刷速度だけで機種を選ぶと、コスト過多や処理能力の不足などにつながることがあります。

本記事では、コピー機・複合機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)のノウハウをもとに、大型コピー機の特徴や一般的な複合機との違い、導入の判断基準、選び方のポイントをわかりやすく解説します。自社に最適な大型コピー機を選ぶための基礎知識としてご活用ください。

目次

大型コピー機とは

大型コピー機とは、高速印刷や高い耐久性、大容量給紙などを備えたA3対応の業務用複合機を指すことが一般的です。一般的なオフィス複合機より処理能力が高く、多人数で共有する環境でもスムーズに印刷を進めやすい点が特徴です。

ここでは、大型コピー機の特徴と、一般的な複合機との違いを解説します。

大型コピー機の定義と特徴

大型コピー機に明確な公的定義はありませんが、実務では毎分40枚以上の印刷速度(ppm)、高い耐久性、大容量給紙、業務向けの拡張機能を備えたA3対応複合機を指すことが一般的です。月間印刷枚数が多い部署や、複数部門で共有して使う中核機として導入されるケースが多く見られます。

一般的な複合機との違いは、連続稼働を前提とした処理能力と耐久性、資料の仕分け・中綴じ・認証印刷など、業務の流れを効率化する運用機能を備えている点にあります。印刷量が集中する場面でも安定して動くため、出力にかかる手間や待ち時間を減らしやすくなります。

こうした特徴から、中〜大規模オフィスでも業務全体の遅延を防ぎ、請求書や会議資料の作成を計画通りに進めやすいことが評価され、大型機が選ばれやすくなっています。

一般オフィス複合機・中小型複合機との性能の違い

一般的なオフィス複合機や中小型機との大きな違いは、印刷速度(ppm)と連続稼働への強さです。小型のA3複合機やA4複合機では毎分20枚前後が中心ですが、大型コピー機は毎分40〜70枚クラスまで選べます。部数が多ければ、待ち時間に大きな差が出ます。

大型コピー機は給紙容量や後処理機能の拡張性にも優れています。仕分けや中綴じなどに対応する機種もあり、印刷後の作業まで一台で効率化しやすい点が特徴です。小型機でも基本機能は備わっていますが、印刷量が増えるほど停止や補充が頻発し、作業者の手間が大きくなりがちです。業務量の多い職場ほど、大型機の安定稼働は大きなメリットになります。

大型コピー機のメリット・デメリット

大型コピー機には、大量印刷の効率化や安定稼働など、業務に直結する強みがあります。一方、コストや設置条件といった検討ポイントもあるため、特徴の整理と選択が大切です。

ここでは、導入前に押さえておきたいメリットとデメリットを紹介します。

メリット|大量印刷・業務効率化・高耐久

大量印刷が発生する職場ほど、大型コピー機の性能差が業務時間や作業負荷に影響しやすくなります。ここでは、日常業務の効率化につながる主なメリットを解説します。

高速印刷で業務時間を短縮できる

高速印刷に対応した大型コピー機の場合、会議資料や配布物を短時間でまとめて出力できます。A4毎分50枚クラスであれば、数十〜百部規模の印刷でも待ち時間が大きく減り、複数人で利用する職場でも印刷待ちの渋滞が起きにくくなります。

とくに総務、経理、営業支援など、一定時間に印刷依頼が集中しやすい部署では、高速機を1台置くだけで印刷渋滞の解消につながることがあります。人がコピー機の前で待つ時間が減ると、資料作成以外の本来業務に戻りやすくなるため、設備投資の効果が見えやすくなります。

大量印刷を継続しても安定稼働する

大型コピー機は、月間印刷枚数が多い環境での連続使用を前提に設計されています。小型機では大量印刷が続くと紙詰まりや給紙切れが起きやすくなりますが、大型機は出力速度・給紙容量・耐久性のバランスが高く、処理が滞りにくい構造になっています。

そのため、繁忙期でも印刷業務が止まりにくく、補充やトラブル対応にかかる時間が減らせます。

自動仕分け・製本などのフィニッシャー機能で作業効率UP

中綴じフィニッシャー、ステイプル、パンチ、自動仕分けなどのオプションを活用すれば、配布資料や会議資料のセット作業を手作業で行う時間が減らせます。

たとえば営業部門で提案資料を複数部作成する場合、部署内でホチキス留めやページ順の並べ替えを行う手間がなくなるだけでも、作業負荷はかなり変わります。印刷枚数が多い企業ほど、こうした付帯機能の差が効いてきます。

 

デメリット|本体価格・ランニングコスト・設置条件

大型コピー機には業務効率化のメリットがある一方で、導入コストや設置環境といった負担や条件も発生します。

ここでは、選定時に見落としやすいデメリットと注意点を紹介します。

本体費用や保守料がやや高額

大型コピー機は高機能である分、本体価格や月額費用が上がりやすい傾向があります。導入費用は本体代だけでなく、保守契約、カウンター料金、消耗品費、設置費用を含めて考える必要があります。初期費用を抑えたい企業ではリースが選ばれやすいものの、月額だけで判断すると総額が見えにくくなる点には注意が必要です。

また、後からフィニッシャーや給紙ユニットを追加すると、費用に加え設置スペースも増えます。最初に必要な機能を整理し、オプションの必要性を判断しましょう。

設置スペースや電源条件に制約がある

大型コピー機は本体サイズと重量がやや大きく、設置前のスペース確認が必要です。A3対応クラスになると、幅60cm前後・奥行70cm前後・高さ1m弱、質量100kg近いモデルも一般的です。消費電力も高く、1,000〜2,000W程度を想定した電源が必要になることがあります。

数字だけ見ると「置けそう」に見えても、実際には搬入時の通路幅やエレベーター寸法、設置後のメンテナンススペースまで確保する必要があります。余裕のない場所に配置すると、紙補充やトナー交換がしづらくなり、日常の使い勝手が大きく低下します。

小規模オフィスではオーバースペックになりやすい

月間の印刷枚数が少ない企業では、大型コピー機の性能を十分に生かせない場合があります。高速印刷や大容量給紙といった特徴は魅力ですが、実際の業務量に対して過剰なスペックを選ぶと、月額コストや設置負担だけが大きくなりがちです。

印刷量が安定して少ない環境なら、低速のA3複合機やA4機が費用対効果に合うケースも多くあります。大型機は「高性能だから安心」で選ぶのではなく、印刷量・利用人数・必要な機能とのバランスを見て判断することが重要です。

なお、こうしたデメリットは、導入前に印刷量や必要機能を整理しておくことである程度避けられます。購入とリースのどちらを選ぶかで初期費用と月額費用の配分も変わるため、運用方法や予算に合う導入形態を検討しておくと、過剰なスペックや不要なコストを抑えやすくなります。

大型コピー機の選び方

大型コピー機を選ぶ際は、印刷速度だけでなく、月間印刷枚数や必要な機能、対応用紙サイズ、コスト構造など複数の要素を踏まえて検討することが重要です。

ここでは、選定時の判断軸となる4つのポイントを解説します。

自社の印刷量に適した「月間印刷枚数」と「印刷速度」、「ファーストプリント・ファーストコピー」から選ぶ

印刷量が多い職場ほど、印刷速度や耐久性の差が業務時間に影響します。まずは、部署ごと・月ごとの印刷枚数を把握し、必要な処理能力の目安を持つことが重要です。カウンター保守を利用している場合は請求書や管理画面から把握、そうでない場合も1〜2か月集計すると実態がつかめます。

複数部署で共有する基幹機ならA4毎分40枚以上、印刷が集中する環境では50〜70枚クラスが候補になりますが、「都度都度の印刷がどれだけ早く行えるか」の目安となるファーストプリント・ファーストコピーも重要です。一方で、印刷量が一時的に増える程度の職場であれば、常時高速機を導入するより、ピーク時の運用調整で対応するほうが費用対効果が高いケースもあります。

業務効率化に必要な機能から選ぶ

業務の流れに合った機能を選ぶことで、印刷以外の作業時間やトラブル対応の手間を減らせます。ADF、自動両面印刷、スキャン送信、クラウド連携などは、紙処理やデータ化が多い職場ほど効果が大きく、日々の業務効率に直結します。

セキュリティ機能も、利用環境によっては重要な選定軸です。利用者制限(ICカード認証・ID認証など)を設定することで、機密資料の不正利用や誤操作を防ぎやすくなり、ログ管理によって利用状況の把握も可能です。また、認証印刷を併用すれば、本人が認証してから印刷物を出力するため、取り違えや放置プリントのリスクも抑えられます。

時間がかかっている業務工程や取り扱い情報の整理により、必要な機能の優先順位が見えやすくなり、投資効果の高い機種を選定できます。

用途に応じた対応用紙サイズと仕上がり品質から選ぶ

会議資料、掲示物、申込書、図面、見開き資料などを扱う場合はA3対応が効率化につながります。一方で、A4で十分な企業では選択肢が広がり、導入コストも抑えやすくなります。

また、厚紙・封筒・ラベル紙など特殊用紙を扱う場合は、対応坪量や給紙経路の確認が必要です。図表や写真、色分け資料が多い職場では、仕上がり品質の評価も重要です。用紙や画質が業務に合っていないと、外注や再印刷が増え、結果的にコスト負担が大きくなることがあります。

総コスト(本体価格・保守・カウンター料金)を踏まえて選ぶ

大型コピー機は、本体価格だけでなく、保守契約・カウンター料金・消耗品費など運用にかかるコストを含めて比較する必要があります。月額費用の差だけでは実態が把握しにくいため、TCO(総所有コスト)での判断が求められます。

たとえば本体が安くても、カウンター料金が高い、保守範囲が限定されている、故障対応が遅いといった条件では長期的な負担が大きくなります。複数社の見積もりを比較し、契約条件まで含めて確認しておくことが、選定ミスを防ぐポイントになります。

大型コピー機のおすすめ機種3選

大型コピー機は、印刷性能だけでなく、スキャン機能や対応用紙の幅、セキュリティ性能などに違いがあります。自社の業務内容に合った仕様を見極めることが、導入後の満足度を左右します。

ここでは、性能バランスに優れたモデル、スキャン性能に強みを持つモデル、高精細印刷とセキュリティを重視したモデルの3機種を紹介します。

BP-61C36

 

BP-61C36は、業務用途で求められる基本性能と操作性のバランスに優れたA3カラー複合機です。毎分36枚の印刷速度を備えており、複数人で共有するオフィス環境でも安定した出力が行えます。

生成AIアシスタント「eAssistant Guide」を搭載しており、チャット形式で操作方法やトラブル対応を質問できる点も便利です。原稿読取の切り替えにより両面スキャンにも対応しており、書類の電子化を効率よく進められます。

Apeos C3571 (Model-PFS)

 

Apeos C3571 (Model-PFS)は、高いスキャン性能と対応出力用紙の幅広さが強みの業務用複合機です。両面読み取り機能により、毎分最大160ページのスキャン対応により、大量の紙資料を効率よくデータ化できます。

長尺用紙やクリアファイル印刷も可能で、社内で販促物の作成も可能です。セキュリティ機能も充実しており、認証やアクセス制御を通じて情報管理を強化できます。印刷だけでなく、スキャンやドキュメント管理を含めた業務全体の効率化を重視する場合に適した機種です。

imageFORCE C5140F

 

imageFORCE C5140Fは、高精細な印刷品質とセキュリティ機能を兼ね備えたA3カラー複合機です。細かな文字や図表、写真を鮮明に再現できるため、提案資料や社外向け資料の品質を重視する企業に向いています。
改ざん防止機能など80以上のセキュリティ関連項目があります。万が一改ざんが検知された場合も、自動で停止→復旧→起動を行い、業務の流れを止めません。印刷品質とセキュリティの両方を重視したい場合や、対外資料のクオリティを高めたい企業に適したモデルです。

 

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業種・規模別の利用シーン

大型コピー機の必要性は、企業規模や業種だけでなく、印刷が発生するタイミングや業務の特性によって変わります。ここでは、中小企業から専門業種、大企業まで、利用シーンに応じた活用例を紹介します。

中小企業での活用例

中小企業では、営業資料、会議資料、請求書、契約書など、日常的な文書を社内で出力する機会が豊富です。とくに月末月初の締め処理や請求書発行が重なる企業では、印刷待ちが業務全体の遅れにつながりやすく、大型コピー機の導入効果が出やすくなります。

複数の部署で1台の複合機を共有している企業では、朝の会議前や締切前に利用が集中しやすくなります。こうした環境では、高速印刷や大容量給紙に対応した機種を導入することで、印刷渋滞を緩和しやすくなります。紙資料の配布が多い企業ほど、改善効果を実感しやすいでしょう。

不動産・建設・医療など印刷量が多い業種の活用例

不動産や建設業では、図面、契約資料、物件案内、施工関連資料など、ページ数が多く短時間で出力したい文書が多く発生します。A3出力や厚紙対応、安定した連続印刷が求められやすく、大型コピー機との相性が良い業種です。

医療機関でも、受付資料、各種帳票、説明文書、ラベル類など、日常的に多くの印刷物を扱います。業務の正確さが求められるため、印刷遅延や機器停止を避けたいという意味でも、安定稼働しやすい大型機が選ばれやすくなります。

建設業向けの複合機選びについては、下記にて詳しく解説しています。

 

関連記事:建設業での複合機の活用事例!建設業におすすめの複合機3選も紹介

大企業・多拠点企業における活用例

大企業や多拠点企業では、1台の性能だけでなく、各部署への配置台数も重要です。たとえば総務や経理など出力頻度が高い部署には高速機を置き、利用頻度が低い部署には中型機を配置する方法もあります。

また、ユーザー管理やログ管理ができる機種を選べば、誰がどの文書を出力したのかを把握しやすく、セキュリティやコスト管理の面でも運用しやすくなります。部署ごとに利用ルールを設定することで、無駄な印刷を抑える効果も期待できます。

大型コピー機導入前のチェックポイント

大型コピー機は、契約だけでなく、搬入・設置・運用までを見据えて準備することが重要です。搬入経路や電源容量が合わないと設置そのものができず、運用ルールが整っていないと導入後のトラブルにつながります。

ここでは、事前に確認しておきたいポイントを紹介します。

搬入経路・設置スペースを事前に確認する

本体サイズのほか、搬入経路の幅や高さ、曲がり角、エレベーターの寸法まで確認が必要です。大型機は100kgを超えるクラスも多く、搬入条件によっては設置できない場合もあります。

また、設置後は前後左右に作業スペースを確保しておく必要があります。紙補充、トナー交換、メンテナンスなどは日常的に発生する業務です。周囲のスペースに余裕がなければ作業がしにくく、運用の負担も増えてしまいます。設置後の使いやすさを基準とした判断が重要です。

電源容量・ネットワーク環境を整える

大型コピー機は消費電力が大きくなりやすいため、必要な電源容量の事前確認が重要です。またスキャンデータの保存フォルダー、メール送信設定、認証サーバー、クラウド連携などを利用する場合は、既存のネットワーク環境との整合も確認しておく必要があります。

印刷だけでなくスキャンや共有まで活用したい企業ほど、情報システム担当や販売店と早い段階で相談しておくとスムーズに運用を開始できます。

管理体制・運用ルールの決定

大型コピー機を複数人で利用する場合は、管理体制と運用ルールを明確にしておくことが重要です。ルールが曖昧な場合だと、印刷の混雑、不正利用、情報漏えい、誤印刷の増加など、運用上のトラブルが起こりやすくなります。

印刷ログを取得できる機種を選ぶと、部署ごとの印刷状況や利用実態を把握しやすくなり、コストや業務改善に役立ちます。また、利用者制限(認証印刷・利用コード・ユーザーID管理など)を設定すれば、機密文書の放置印刷や意図しない出力を防ぎ、セキュリティを高められます。

さらに、部署ごとの利用ルールを事前に定めておくことも効果的です。たとえば、カラー印刷の扱い、個人情報を含む文書の出力方法、締め切り前の利用時間帯の調整など、基本的なルールを設けることで、運用の混乱を避けやすくなります。

管理体制の設計は、業務効率、不正利用の防止、コスト管理のすべてに関わる重要な要素です。導入時に整理しておくことで、安心して運用を開始しやすくなります。

大型コピー機の導入方法と契約形態

大型コピー機の導入方法には、購入・リース・レンタルの3種類があります。最適な方法は、初期費用の投資可能額、運用年数の想定で大きく変わります。印刷量の安定度や入れ替え頻度も判断材料の一種です。

ここでは、それぞれの契約形態の特徴やメリット・デメリットを整理し、自社に合う導入方法を選ぶためのポイントを紹介します。

購入・リース・レンタルのメリット・デメリット

購入・リース・レンタルは、それぞれ初期費用や契約期間、運用年数によって向き不向きが異なるため、特徴を整理して比較することが大切です。

各方法のメリット・デメリットと、向いている企業・用途について下記表にまとめました。

導入方法 メリット デメリット 向いている企業・用途
購入 ・長期的に見ると総額を抑えやすい
・自社資産になる
・契約制約が少ない
・初期費用が大きい
・入れ替えの柔軟性は低め
・固定資産税の対象になる
・印刷量が多い企業
・長期運用前提
リース ・初期費用を抑えられる
・月額で平準化できる
・経費計上ができる
・中途解約が難しい
・契約期間が固定
・初期費用を抑えたい企業
・一定の印刷量がある企業
レンタル ・契約期間が柔軟
・イベント
・繁忙期に対応しやすい
・運用費が割高
・利用可能な機種が限定されることも
・短期利用
・イベント
・繁忙期対応
・一時的に印刷量が増える企業

導入方法ごとに費用の考え方や契約の柔軟性が異なるため、どの方法が業務に合うかを比較しながら選ぶことが大切です。

印刷量や利用期間が明確な場合は、選択肢が絞りやすくなります。短期利用ならレンタル、長期運用が前提なら購入やリースを候補にすると良いでしょう。

導入までの流れ(ヒアリング〜設置・稼働)

大型コピー機の導入は、現状の課題整理から設置・稼働までを順序立てて進めることで、運用開始後の混乱を防ぎやすくなります。一般的な導入プロセスは次のとおりです。

①課題ヒアリング

月間印刷枚数、利用人数、必要な用紙サイズ、カラー比率、スキャン機能の利用有無、設置スペースなど、現状の業務要件を確認し、必要なスペックを整理します。

②機種選定

ヒアリング内容に基づき、印刷速度・周辺機能・給紙容量・画質・TCOなどを踏まえて機種を絞り込みます。複数社の見積もりを比較し、契約条件も確認しておくと安心です。

③設置・配線

搬入日程を調整し、設置場所と搬入経路を確認します。設置後は、電源容量やネットワーク環境に合わせて配線・接続を行います。

④テスト印刷・初期設定

印刷・スキャンの設定、認証印刷、保存先フォルダーの設定などを確認します。運用開始前にテスト印刷まで完了させておくことで、導入後の混乱を防ぎやすくなります。

大型コピー機を導入するなら「事務機器ねっと」にご相談ください!

大型コピー機の導入では、印刷量や必要機能、用紙サイズ、保守条件、契約形態、設置環境など、複数の観点を同時に比較する必要があります。仕様が細かく分かれるため、社内だけで最適な1台を選ぶのは簡単ではありません。

こうした選定プロセスをスムーズに進められるよう、事務機器ねっとでは、複数メーカーの比較提案や、印刷量・利用シーンに合わせた最適機種の選定サポート、無料相談による要件整理のサポートといった導入支援を行っています。

「どの機種が適しているかわからない」「契約条件や保守内容まで含めて比較したい」とお悩みの場合は、ぜひご相談ください。早い段階からご相談いただくことで、選定の方向性が明確になります。

 

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大型コピー機に関するよくある質問

大型コピー機は、価格・設置環境・運用体制など検討項目が多く、導入前に疑問が生じやすい機器です。ここでは、相談の多い質問内容について取り上げ、紹介します。

月間どれくらいの印刷量があると大型コピー機の導入を検討すべきですか?

大型コピー機の導入を検討する際の一つの基準として、月間3,000〜5,000枚以上の印刷が継続して発生していることが挙げられます。この水準を超える環境では、小型複合機では処理速度や耐久性が不足しやすく、連続稼働時のトラブルも増えるため、大型機の性能がより効果的に働きます。

ただし、判断材料は印刷枚数だけではありません。印刷が月末・月初に集中する、同時利用が多く印刷待ちが常態化している、A3資料やページ数の多い資料を扱うといった業務特性によっても、必要な処理能力は変わります。日常の印刷量とピーク時の使われ方の両方を踏まえて判断することが重要です。

家庭用コピー機や小型コピー機との違いはどこにありますか?

家庭用・小型コピー機とは、処理能力・耐久性・速度・保守体制に大きな差があります。

違いについて、下記表にまとめました。

項目 家庭用コピー機 小型コピー機 大型コピー機
想定月間印刷枚数 数百枚程度 〜1,000枚前後 数千〜数万枚
印刷速度 10〜20枚/分 20〜25枚/分 30〜70枚/分
耐久性 低め 中程度 高耐久・連続稼働向き
保守体制 持ち込みや簡易対応 軽めの保守 訪問保守で業務停止を防ぎやすい
運用機能 必要最低限 基本機能中心 認証印刷・利用制限・フィニッシャーなど拡張性が高い

家庭用・小型機は少量出力に適していますが、印刷量が増えるほど処理能力が追いつかず、渋滞や業務遅延が発生しやすくなります。一方、大型機は多人数での共有や大容量出力を前提に設計されており、ピーク時の処理落ちや待ち時間を抑え、日常業務の進行を妨げにくい点が大きな違いです。

大型コピー機のリース契約は途中で解約できますか?

大型コピー機のリース契約は、原則として途中解約ができません。
リースは一定期間の利用を前提に費用が設定されているため、契約期間内に解約を希望しても、残期間分の支払いが必要になるのが一般的です。

ただし、実務では、機種入れ替えのタイミングで残債を新しいリース契約に組み込む ことで、実質的に乗り換えられるケースがあります。たとえば、大型機からより高速機へ更新する際に月額費用が下がり、旧契約の残債を吸収できるケースなどです。

こうした取り扱いは販売店や契約内容によって異なります。導入前に、契約期間・入れ替え時の条件・残債の扱いを確認しておくと、将来的に設備を見直したい場合にも安心です。

まとめ

大型コピー機の導入では、印刷量・必要機能・用紙サイズ・保守条件など、多くの要素の総合的な比較が重要です。特に、印刷が業務フローの中核にある企業では、処理能力や耐久性が生産性に直結します。

一方で、契約形態や設置条件を誤ると、運用コストの増加や機器トラブルにつながる可能性もあります。導入目的や利用シーンを明確にし、自社の業務に適した機種と運用方法を選ぶことが重要です。

本記事は、複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)の知見をもとに作成しています。大型コピー機の選定や導入に関するご相談は、ぜひお気軽にご利用ください。

 

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この記事の監修者

株式会社庚伸 『事務機器ねっと』 オフィスサポートディビジョン
フィールドエンジニアグループ |
シニアマネージャー

大塚 義美

複合機メンテナンス許可認定

FUJIFILM/Canon/SHARP/EPSON

経歴

複合機のメンテナンスエンジニアとして業界歴26年以上のキャリアから、フィールドエンジニアグループのマネージャーとして事業部を統括。凡そ4万5,000回以上の複合機メンテナンス実績があり、コピー機やプリンターを隅々まで熟知。お客様が抱えられている課題やお悩みに対して真摯に向き合ってサポートすることがモットー。これまでに培った多くの知見と経験を活かした有益な情報を発信いたしますので、少しでもお役立ていただけると幸いです。

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