キヤノンはビジネス向けA4複合機の「Satera」シリーズの新機種を発表しました。
今回発表された「Satera」シリーズは、ビジネスの生産性を一段と向上させることを目指して開発された7機種のA4レーザープリンター・複合機です。これらの新製品は、特に大量出力業務からコンパクトなスペースに適した設置環境まで、幅広いビジネスニーズに対応できるよう設計されています。
Satera LBP732Ci:大量出力業務を効率化する高速A4カラープリンター
LBP732Ciは、A4サイズの片面で毎分38枚、両面で190ページの高速印刷を実現します。最大5種類の異なる用紙を同時にセットでき、オプションの給紙カセットを追加することで、合計2,660枚の大容量給紙が可能です。流通業界や薬局におけるチラシや薬袋など、多種多様な印刷物を効率的に処理し、用紙補充の手間を大幅に軽減します。また、従来モデルと比較して約17%の消費電力削減を実現しており、経済性と環境への配慮の両立が図られています。
高速印刷と大容量給紙機能によりビジネスの出力業務を効率化し、生産性向上を支援します。さらに、エネルギー消費の削減は、コストパフォーマンスの向上にもつながります。
Satera MF842Cdw:多機能なA4カラーレーザー複合機
MF842Cdwは、A4両面同時読み取り機能を備えており、従来機種よりも約30%高速化しています。名刺や領収書などの小型用紙にも対応可能で、書類の電子化を促進します。操作性の向上に貢献する7インチの液晶タッチパネルが搭載されており、ユーザーのニーズに合わせたボタン配置のカスタマイズが可能です。また、「定型文書プリント」機能により、病院やホテルなどで繰り返し印刷する書類をPCを介さずにワンタッチで印刷できます。
業務のデジタル化や効率化を促進する機能が豊富で、特に文書の電子化や頻繁に使われる書類の自動印刷により、日々の業務を大幅に簡素化します。
Satera LBP172:小規模オフィスや在宅勤務に最適なコンパクトプリンター
LBP172は、A4片面で毎分33枚、両面印刷でも毎分20枚という高速印刷性能を持ち、幅が狭く設計されたコンパクトな筐体により、設置スペースが限られた場所にも柔軟に対応します。トナーカートリッジの交換や用紙のセットが前面から行えるため、プリンターの設置場所に関わらず、業務が滞ることなく運用可能です。
コンパクトでありながら高い印刷能力を持つLBP172は、クリニックや在宅勤務など、限られたスペースでの活用に最適です。また、ファーストプリントの速度が速く、時間を無駄にすることなく迅速に書類を出力できます。
Satera MF289dw:小型ながら高性能なモノクロレーザー複合機
コンパクトな本体サイズでありながら、A4片面・両面の高速印刷と高い操作性を兼ね備えています。6行液晶タッチパネルを採用し、視認性が高く、使い勝手の良いUIが特徴です。また、再生プラスチックの採用やトナーカートリッジの梱包材における発泡スチロールの不使用など、環境にも配慮された優しい設計が施されているため、持続可能な企業活動をサポートします。
環境への配慮と持続可能性
新しい「Satera」シリーズは、製品設計においても環境配慮を徹底しています。再生プラスチックの採用や、トナーカートリッジ梱包材に発泡スチロールを使用しないといった取り組みにより、プラスチックの廃棄物削減を進めています。また、画像データを解析し、印刷時のトナー使用量に応じて定着温度を調整する技術により、消費電力を抑え、持続可能な運用を可能にしています。
この環境対応は、企業の社会的責任を果たしつつ、コストの削減にもつながります。持続可能な社会を目指す企業にとっては最適な選択肢です。
LBP732Ci(A4カラーレーザープリンター)
MF842Cdw(A4カラーレーザー複合機)
LBP172 / LBP171(A4モノクロレーザープリンター)
MF289dw / MF288dw / MF286dn(A4モノクロレーザー複合機)
このように「Satera」シリーズは、現代のビジネスが求める多様なニーズに対応する機能を備えています。大量出力業務の効率化を目指す企業から、小規模オフィスや在宅勤務での活用を検討している方まで、幅広いビジネスシーンにおいて確実にパフォーマンスを発揮します。
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キヤノンの「Satera」シリーズ プレスリリース