公開日 2026.06.01 更新日 2026.06.19

A3カラー複合機のリース料金相場2026年版|月間印刷枚数別コスト目安と機種比較

「A3カラー複合機をリースで入れたいが、月額がいくらくらいになるのか相場感がつかめない」
「月間印刷枚数によって機種クラスが変わると聞くが、自社はどのクラスを選べばよいかわからない」
「メーカーごとに何が違うのか、機種比較の軸が整理できていない」

A3カラー複合機の導入を検討している総務担当者・経営者の方は、こうした疑問をお持ちなのではないでしょうか。A3カラー複合機のリース料金は、機種スペックだけでなく月間印刷枚数・契約期間・カウンター料金・保守範囲の組み合わせで決まるため、「結局いくらか」を一律で語りにくい商材です。だからこそ、自社の印刷量を起点にコスト目安を考えることが、相場感をつかむ近道になります。

本記事では、複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」(運営:株式会社庚伸)のノウハウをもとに、A3カラー複合機のリース料金構造・月間印刷枚数別のコスト目安・主要メーカーの機種比較・トータルコストで見落としやすい項目・業種別シナリオまでをまとめて解説します。

結論から言うと、A3カラー複合機のリース料金は「本体リース料金 + カウンター料金 + 保守費」のトータルコストで考え、月間印刷枚数(500/1,000/3,000/5,000/10,000枚)ごとに妥当な機種クラスと月額レンジを把握するのが、相場感をつかむ最短ルートです。 具体的な金額は販売業者・契約条件で変動するため、複数社の相見積りで確認するのが現実的です。

目次

用語の整理:A3カラー複合機リースの相談先と契約構造

用語の整理:A3カラー複合機リースの相談先と契約構造

料金相場の話に入る前に、A3カラー複合機リースの取引構造を簡単に整理します。ここを押さえておくと、後ほど出てくる金額の比較が読みやすくなります。

契約は「販売業者・リース会社・ユーザー」の三者構造

A3カラー複合機のリースは、販売業者(販売店)・リース会社・ユーザーの三者で一つの契約が成り立っています。販売業者が機種選定・見積り・設置・メンテナンスを担当し、リース会社が複合機を所有して月額リース料金を請求し、ユーザーが毎月のリース料金を支払う形です。日々のやり取りは販売業者が窓口ですが、月額リース料金の契約相手はリース会社になります。

そのため「リース料金の見積り」を依頼する相手は、リース会社ではなく販売業者です。リース会社単独に複合機本体の見積りを依頼しても、原則として出てこない点に注意してください。

販売業者は「メーカー直販」と「独立系マルチベンダー」に分かれる

販売業者は大きく二種類に分かれます。

  • メーカー直販:特定メーカー(リコー、富士フイルムビジネスイノベーション、キヤノン等)の販売子会社が、自社メーカー機を中心に提案
  • 独立系マルチベンダー販売店:複数メーカーを横断して取り扱い、ユーザーの用途に合わせて機種を比較提示

A3カラー複合機の機種選定では、メーカーごとに得意分野(高速印刷・色再現・スキャン処理・省エネ)が分かれているため、複数メーカーを並べて比較できる独立系マルチベンダー販売店に相談するのが現実的です。販売業者の選び方の詳細は複合機(コピー機)の見積書の正しい見方と信頼できる販売店の選び方もあわせてご覧ください。

「相場」は単一価格ではなく「レンジ」で考える

A3カラー複合機のリース料金は、「相場はいくら」と一点で言いにくい商材です。同じ機種でも契約期間(三年/五年/六年)・カウンター料金の単価・保守範囲・付帯オプションで月額が変わるため、本記事でも具体金額は「相場感のレンジ」として扱い、確定金額は相見積りで確認していただく前提で進めます。

A3カラー複合機のリース料金を構成する三つの要素

リース料金の3要素を分解する

A3カラー複合機の月額コストは、主に次の三つで構成されます。この三つの合計=トータルコストで考えるのが基本です。

本体リース料金

機器本体の月額料金で、リース会社からの請求になります。契約期間は三〜六年が一般的で、長期契約ほど月額は下がります。立ち上げ間もないスタートアップ・新規事業では、契約期間と毎月の固定費許容額のバランスで判断するのが現実的です。リース期間の考え方はコピー機リース期間は法定耐用年数と減価償却で決まる?で詳しく解説しています。

カウンター料金(保守契約の従量料金)

印刷一枚ごとに発生する保守契約の料金で、モノクロ・カラーで単価が異なります。トナー・部品・定期メンテナンスの費用がカウンター料金に含まれるのが一般的です。月間印刷枚数が多いほど、カウンター料金の単価差がトータルコストに大きく影響します。

設置費・搬出費・付帯オプション費

初期設置費・ネットワーク設定費・搬出費(契約満了時)・フィニッシャー(ステープル・パンチ)・大容量給紙ユニットなどの付帯費用が、本体リース料金とは別に発生する場合があります。見積り段階で明示されていないケースもあるため、内訳を必ず確認してください。

本体リース料金は契約時に決まれば原則固定ですが、カウンター料金は印刷枚数に比例して毎月変動します。「月額の本体料金が安い」だけで判断するとカウンター料金の単価差で年間コストが逆転するケースがあるため、必ずトータルコストで比較してください。低価格訴求の落とし穴は【安さにはワケがある】月額リース2,400円複合機の落とし穴。裏事情を理解して正しい機種選びを!でも触れています。

月間印刷枚数別のコスト目安(500/1,000/3,000/5,000/10,000枚)

月間印刷枚数別のコスト目安(500/1,000/3,000/5,000/10,000枚)

ここからが本題です。A3カラー複合機の月額コスト目安を、月間印刷枚数別に整理します。月額レンジは販売業者・契約期間・カウンター単価で変動するため、「相場感のレンジ」としてご覧ください。確定金額は相見積りでご確認をおすすめします。

月間印刷枚数別のコスト目安一覧表

月間印刷枚数 推奨機種クラス 想定企業規模 本体リース料金の目安 カウンター料金の目安(モノクロ/カラー)
〜500枚 A3対応カラー普及機(低速機) 一〜五名・小規模 月額一万円前後 1〜2円/10〜15円
500〜1,000枚 A3対応カラー普及機(中速機) 5〜10名・小規模 月額10,000円台前半 1〜2円/10〜15円
1,000〜3,000枚 A3対応カラー中位機 10〜30名・中規模 月額一万五千円〜二万五千円程度 0.8〜1.5円/8〜12円
3,000〜5,000枚 A3対応カラー上位機(高速機) 30〜50名・中堅 月額二万五千円〜四万円程度 0.7〜1.2円/7〜10円
5,000〜10,000枚 A3対応カラー業務機 五十名超・中堅以上 月額四万円〜 0.6〜1円/6〜9円
10,000枚〜 A3対応カラー業務機(プロダクション系含む) 大型法人 月額六万円〜 0.6〜0.9円/5〜8円

※ 月額目安は本体リース料金(五〜六年契約)のおおよその水準です。これにカウンター料金と保守費が加わるため、実際のトータルコストは機種・契約内容によって変動します。具体的な金額は販売業者・契約条件で異なるため、必ず複数社から見積りを取って確認してください。

月間500枚クラスのコスト感

月間印刷枚数が500枚以下の小規模事業者では、A3対応のカラー普及機(低速機)が現実的な選択肢です。本体リース料金は月額一万円前後、カウンター料金はモノクロ一〜二円/カラー十〜十五円程度が相場感です。印刷量が少ない分、本体リース料金の差がトータルコストに与える影響が大きくなるため、契約期間の長短で月額をどう抑えるかが論点になります。

月間1,000枚クラスのコスト感

月間1,000枚前後では、A3対応カラーの普及機(中速機)が定番です。本体リース料金は月額10,000円台前半、カウンター料金はモノクロ一〜二円/カラー十〜十五円程度。スタートアップ・新規事業立ち上げ期で「カラー比率がやや高い」「資料配布用にA3を使う」段階の事業所に多く当てはまります。

月間3,000枚クラスのコスト感

月間3,000枚を超えてくると、A3対応カラーの中位機が標準です。本体リース料金は月額一万五千円〜二万五千円程度。カウンター料金もモノクロ〇.八〜一.五円/カラー八〜十二円程度と、500〜1,000枚クラスより単価が下がる傾向があります。10〜30名規模の中規模オフィスで、印刷・コピー・スキャン・FAXを日常的に使う事業所が中心です。

月間5,000枚クラスのコスト感

月間5,000枚を超えるとA3対応カラーの上位機(高速機)が必要になります。本体リース料金は月額二万五千円〜四万円程度。両面同時スキャン(DADF)・大容量給紙・フィニッシャーといったオプションも実運用で効いてきます。30〜50名規模の中堅企業や、月次でカラー資料を多く扱う事業所が想定対象です。

月間10,000枚クラスのコスト感

月間10,000枚レベルは業務機クラスです。本体リース料金は月額四万円〜六万円以上、カウンター料金はモノクロ〇.六〜一円/カラー六〜九円程度。機械が止まると業務全体が止まるリスクが大きいため、保守体制(駆けつけ目安・代替機の手配)まで含めて販売業者を選定することが重要になります。月10,000枚以上を恒常的に印刷する事業所では、月の中で印刷波が高い時期に詰まらない処理能力(毎分40〜60枚以上)も判断軸になります。

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主要メーカーのA3カラー複合機 機種比較

事務機器ねっとでは、SHARP、Canon、FUJIFILM、KYOCERA、OKI、EPSON、KONICA MINOLTAの8メーカーを取り扱っています。A3カラー複合機の代表的なシリーズと特徴を、用途観点で整理します。

A3カラー複合機 主要メーカー比較表

メーカー 代表的なA3カラーシリーズ 強み・得意分野 想定価格帯(本体)
FUJIFILM Business Innovation Apeos/ApeosPort シリーズ 色再現とスキャン処理に強み・クラウド連携機能が充実 中位機〜業務機
Canon imageRUNNER ADVANCE DX シリーズ クラウド連携アプリ(MEAP)が豊富・スキャン後の業務連携 中位機〜業務機
SHARP BPシリーズ 操作性に定評・国内サポート網が広い 普及機〜上位機
KYOCERA TASKalfaシリーズ 長寿命部品設計でランニングコストを抑えやすい 普及機〜中位機
KONICA MINOLTA bizhubシリーズ プロダクション系との親和性が高い・色再現に強み 中位機〜業務機
OKI COREFIDOシリーズ 五年保証等のサポート設計・モノクロ印字も含む幅広い構成 普及機〜中位機
EPSON LM-Cシリーズ インクジェット方式で省エネ性能が高い・小〜中規模で扱いやすい 普及機〜中位機

※ 各シリーズには複数の機種ラインがあり、印刷速度や対応用紙容量で本体価格・リース料金が変動します。実際の月額は販売業者の見積りで確認してください。

メーカー比較の三つの判断軸

A3カラー複合機をメーカーで比較する際は、次の三つの軸で見ると判断が安定します。

  • 印刷速度と最大処理能力:毎分の印刷枚数・大容量給紙の有無・ピーク時の安定動作
  • 色再現とスキャン処理:カラー資料を多く扱う場合はFUJIFILM/KONICA MINOLTA、スキャン後の業務連携を重視する場合はCanon
  • クラウド連携機能とアプリ拡張性:CanonのMEAP、FUJIFILMの連携アプリなど、複合機本体に組み込めるアプリの選択肢

メーカーごとの設計思想の違いは価格だけで選んでいませんか?コピー機の真価は「技術方式」にあり。プロが教えるメーカー毎の設計思想の違いで詳しく解説しています。

「結局どのメーカーがいいのか」の答え方

メーカー単体での優劣ではなく、「自社の印刷・スキャン用途」「設置環境」「保守対応の地理範囲」「クラウド連携の前提」を整理したうえで、複数メーカーの見積りを並べて比較するのが現実的です。月間印刷枚数のレンジが同じでも、カラー比率・FAX用途・スキャン業務の比重で最適メーカーは変わります。

トータルコストで見落としやすい項目

A3カラー複合機のリースで「相場より高くなった」「想定外の費用が出た」という声の多くは、見積書に明記されていない(or 別契約になっている)項目に起因します。事前に把握しておきましょう。

クラウド連携機能の設定サポート

複合機からGoogle Drive・OneDrive・Dropboxなどクラウドストレージへ直接保存する設定や、文書管理サービスとの連携設定は、通常のメンテナンス契約(紙詰まり対応・トナー交換・部品交換・故障対応など)と別契約・別料金になっているケースが多くあります。導入時に「メンテナンスに含まれている」と思い込まないよう、見積り段階で必ず分けて確認してください。

オプション機器(フィニッシャー・大容量給紙)の費用

ステープル・パンチを行うフィニッシャー、2,500枚〜の大容量給紙ユニットといった付帯オプションは、本体価格に含まれていないことが一般的です。月間印刷枚数が3,000枚を超えてくると、これらのオプションがあるかないかで運用負荷が変わります。見積書のオプション欄を必ず確認してください。

設置費・ネットワーク設定費・搬出費

初期設置費・ネットワーク設定費・契約満了時の搬出費は、見積り段階で明示されていないケースがあります。特に搬出費は契約満了直前まで意識されないことが多いため、契約時点で「中途解約条件と契約満了時の処理(買取・返却・再リース)」をあわせて確認してください。

駆けつけ対応と代替機の有無

故障時の駆けつけ目安時間と代替機の有無は、保守契約の品質を左右します。月間5,000枚以上の事業所で機器が一日止まると、業務全体が止まるため、見積りの「保守体制」欄まで読み込むことを推奨します。

契約期間中の機種変更(リースの組み換え)

事業拡大に伴って印刷量が増え、「契約期間中だが機種を上位に変えたい」というニーズが出てくることがあります。業界には「リースの組み換え」という選択肢があり、現契約の残額を次の機器費用に上乗せして再リースする形で、契約途中でも上位機種への入れ替えに応じてくれる販売業者がいます。組み換え後はリース料金が上がりますが、「短期契約で毎月の固定費を高く払う」のと「長期契約で低コスト運用しつつ、必要なときに組み換える」のは戦略の違いとして比較できます。契約前に「業務拡大時の対応・組み換えの可否」を確認しておくと安心です。

業種別シナリオ(士業事務所/ITスタートアップ/中堅企業)

業種別シナリオ(士業事務所/ITスタートアップ/中堅企業)

月間印刷枚数だけでは見えてこない、業種別の選定ポイントを三パターンで整理します。

士業事務所(弁護士・司法書士・社労士など 5〜10名規模)

  • 印刷量の特徴:月間500〜1,500枚程度、モノクロ中心、カラー比率は低め
  • A3利用のシーン:契約書・申請書類のA3コピー、図面の参考印刷
  • コスト最適化のポイント
  • モノクロのカウンター料金単価を重点的に確認
  • スキャン性能(書類のPDF化)は実機で動作確認できる業者を選定
  • ハードディスク暗号化・ユーザー認証が標準搭載の機種を優先
  • 想定月額レンジ:本体リース料金は月額一万円〜一万五千円程度、カウンター料金を含めたトータルコストで判断
  • 機種クラスの目安:A3対応カラー普及機(低速〜中速機)

ITスタートアップ(従業員 10〜30名規模)

  • 印刷量の特徴:月間3,000〜5,000枚、カラー比率高め、クラウド連携が前提
  • A3利用のシーン:提案書・パンフレットのA3カラー印刷、設計図の確認
  • コスト最適化のポイント
  • カラー単価の交渉を優先
  • クラウド連携アプリの対応メーカー(CanonのMEAP、FUJIFILMのApeos連携等)を比較
  • 立ち上げ期は長期契約(五〜六年)で月額を抑え、業務量拡大時はリースの組み換えで対応する選択肢を持っておく
  • クラウド連携機能の設定費が別契約になる前提で見積りを取る
  • 想定月額レンジ:本体リース料金は月額一万五千円〜三万円程度、トータルコストでの比較が必須
  • 機種クラスの目安:A3対応カラー中位機〜上位機

中堅企業(従業員 30〜100名規模)

  • 印刷量の特徴:月間6,000〜10,000枚、カラー資料の社内利用が多い、複数フロアでの設置
  • A3利用のシーン:会議資料・提案書・社内報のA3カラー印刷、業務帳票のA3出力
  • コスト最適化のポイント
  • 高速機(毎分40〜60枚以上)を前提に、大容量給紙とフィニッシャーの有無で実運用を比較
  • 駆けつけ目安・代替機の有無を含めた保守体制で販売業者を絞る
  • 部門別のカウンター集計(コストセンター管理)が必要な場合は機能対応を確認
  • 想定月額レンジ:本体リース料金は月額二万五千円〜四万円程度、複数台設置の場合は全体のトータルコストで判断
  • 機種クラスの目安:A3対応カラー上位機〜業務機

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A3カラー複合機のリース相談は「事務機器ねっと」まで

事務機器ねっと

複合機・コピー機の専門店「事務機器ねっと」では、月間印刷枚数・カラー比率・複合機の利用範囲・設置環境をヒアリングしたうえで、SHARP、Canon、FUJIFILM、KYOCERA、OKI、EPSON、KONICA MINOLTAの8メーカーの中から、用途に合うA3カラー複合機を複数パターン比較提示しています。

事務機器ねっとの特徴

  • 8メーカー横断の比較提案:メーカーをまたいで本体料金・カウンター料金・保守内容を並べてトータルコストで比較
  • 総販売台数16,000台以上の実績:小規模事業者から中堅企業まで幅広い導入事例
  • 創業35年・運営20周年:運営会社は株式会社庚伸、複合機リース販売「事務機器ねっと」は2026年で20周年
  • 東京都内は自社の有資格者による定期巡回点検:駆けつけ対応・定期メンテナンスを自社で完結
  • 見積書は明細として内訳表示:本体料金・カウンター料金・保守範囲・付帯費用を分けて表示

現行リースの乗り換え検討もご相談いただけます

現行機の契約書や保守費明細をお持ちの場合は、その内容を踏まえた比較検討が可能です。「契約が残っているが、相場感を確認したい」「次回更新時に向けて検討したい」というご相談も歓迎しています。

よくある質問(Q&A)

Q1. A3カラー複合機のリース料金は、結局いくらが相場ですか?

A. 月間印刷枚数によってレンジが変わります。月間500枚クラスの普及機なら本体リース料金が月額一万円前後、3,000枚クラスの中位機なら月額一万五千円〜二万五千円程度、5,000枚以上の上位機なら月額二万五千円〜四万円程度が相場感です。ここにカウンター料金(モノクロ一〜二円/カラー十〜十五円程度)と保守費が加わるため、トータルコスト(本体料金+カウンター料金+保守費の合計)で判断する形が現実的です。具体的な金額は販売業者・契約条件によって異なるため、複数社から相見積りを取って確認してください。

Q2. リース契約期間は何年が最適ですか?

A. 三〜六年が一般的です。長期契約ほど月額は下がる一方、短期契約は月額が大きく上がります。立ち上げ期のキャッシュフローを圧迫しやすいため、新規事業の段階でも安易な短期契約はおすすめしません。長期契約で月額を抑えつつ、機種をスケールアップしたい場合は「リースの組み換え」(現契約の残額を次の機器費用に上乗せして再リースする方法)で対応できます。毎月の固定費許容額と事業の見通しに合わせて戦略的に判断してください。

Q3. メーカーごとに価格差はどのくらいありますか?

A. 同じ「A3対応カラー中位機」クラスでも、メーカー・機種によって本体価格に差があります。ただしリース料金は「本体価格÷契約期間(リース料率含む)」で算出されるため、本体価格差がそのまま月額に反映されます。さらにカウンター料金の単価も販売業者の交渉余地で動くため、メーカー単体の比較ではなく、複数社の見積りを並べてトータルコストで比較するのが確実です。

Q4. カラー単価とモノクロ単価、どちらが交渉余地が大きいですか?

A. 一般的にカラー単価のほうが交渉余地が大きいケースが多くあります。カラー単価はモノクロ単価の五〜十倍が相場のため、月間カラー印刷が多い事業所では、カラー単価を重点的に交渉することでトータルコストの削減幅が大きくなります。なお、印刷の運用面では「カラー/モノクロの使い分け」を見直すだけでも単月コストを下げられるケースがあります。詳しくはカウンター料金節約術!カラーでもモノクロでもないモノカラーとは?もご参照ください。

Q5. リース料金以外で見落とされやすい費用は何ですか?

A. 設置費・ネットワーク設定費・契約満了時の搬出費・フィニッシャーや大容量給紙ユニットなどの付帯オプション費が見落とされがちです。また、複合機からクラウドストレージへの連携設定サポートが、通常のメンテナンス契約と別契約になっているケースもあります。見積り段階で内訳を分けて確認してください。

Q6. リースとレンタル、どちらがコスト的に有利ですか?

A. 月数千枚以上の印刷量が継続する前提なら、長期で見たトータルコストはリースが有利になりやすい傾向があります。一方、印刷量が少ない・短期利用が前提・繁忙期だけ機器を増やしたいといったケースではレンタルが向く場合もあります。両者の違いはコピー機はリースとレンタル、どちらが得なのか比較してみた!で詳しく整理しています。

Q7. 契約期間中に機種を変更することはできますか?

A. 業者によって対応が異なりますが、業界には「リースの組み換え」(現契約の残額を次の機器費用に上乗せして再リースし、機種を入れ替える方法)という選択肢があり、対応している販売店では契約途中での機種入れ替えに応じてくれます。組み換え後はリース料金が上がりますが、業務拡大に合わせて機種をスケールアップできます。契約前に「業務変化時の対応・組み換えの可否」を販売業者に確認しておくと安心です。

まとめ:A3カラー複合機の料金相場は「印刷枚数別 × トータルコスト」で見る

A3カラー複合機のリース料金相場を読み解くポイントは、次の三点に集約できます。

  • 「相場」は単一価格ではなく、月間印刷枚数(500/1,000/3,000/5,000/10,000枚)ごとのレンジで把握する
  • 本体リース料金・カウンター料金・保守費の合計=トータルコストで比較する(本体価格だけ見ると総額が逆転するケースがある)
  • 販売業者は独立系マルチベンダーを中心に複数社で相見積りを取り、付帯オプション・搬出費・クラウド連携の設定費まで内訳で確認する

事務機器ねっとでは、月間印刷枚数・カラー比率・複合機の利用範囲のヒアリングに基づいて、8メーカーの中から用途に合うA3カラー複合機を比較提案しています。新規導入・現行リースの乗り換え検討のいずれの段階でも、見積りの比較・コスト構造の整理からご相談いただけます。

お問い合わせ

複合機・コピー機のリースに関するご相談は、事務機器ねっとまでお気軽にどうぞ。

お問い合わせフォーム: https://jimukiki.net/contact/
お電話: 0120-744-779(平日 9:00〜18:00)

この記事の監修者

株式会社庚伸 『事務機器ねっと』 オフィスサポートディビジョン
フィールドエンジニアグループ |
シニアマネージャー

大塚 義美

複合機メンテナンス許可認定

FUJIFILM/Canon/SHARP/EPSON

経歴

複合機のメンテナンスエンジニアとして業界歴26年以上のキャリアから、フィールドエンジニアグループのマネージャーとして事業部を統括。凡そ4万5,000回以上の複合機メンテナンス実績があり、コピー機やプリンターを隅々まで熟知。お客様が抱えられている課題やお悩みに対して真摯に向き合ってサポートすることがモットー。これまでに培った多くの知見と経験を活かした有益な情報を発信いたしますので、少しでもお役立ていただけると幸いです。

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