BPシリーズが『2022年度 グッドデザイン賞』を受賞しました! グッドデザイン賞は1957年に創設された、日本の「総合的なデザイン」の推奨制度。美しさや使いやすさだけでなくユーザーが実際に使用してみた体験が素晴らしいサービス・製品が選ばれます。
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BPシリーズ(BP-50C65/BP-50C55/BP-50C45)
1972年、かつてラジオ王と呼ばれた早川徳次氏の晩年より、シャープは複合機の開発を開始。創業者の早川氏のオンリーワンの商品開発意欲が現在も受け継がれています。複合機の開発事業開始から50周年、シャープは新しく複合機のシリーズを開発し、販売します。「BPシリーズ」と呼ばれる複合機は12種類あり、社会の働く環境の変化、多様化、人と人の繋がりなどを考えた“ビジネスパートナー”(BP = Business Partner)として誕生しました。このBPシリーズと共に、ビジネスを進めていこうというシャープの想いが伝わります。
今回は、筐体も新たに生まれ変わり落ち着いた印象を受ける、シャープ新機種のBPシリーズをご紹介します。
<目次>
・BPシリーズ4つの特長
・クラウド連携機能強化 ・COCORO OFFICEに対応 ・スキャン機能に新搭載のAIを活用 ・セキュリティ対策を強化
・環境や多様性に配慮、時代に沿った機能
・安心SIAA認証抗菌操作パネル ・タッチレス操作、リモート操作アプリ
・優れた省エネ性能 ・国際エネルギースタープログラム/グリーン購入法基準に適合/エコマーク認証
BPシリーズ4つの特長
クラウド連携機能強化
OneDriveやDropbox、Google Driveなどのクラウドサービスにプラスして、Microsoft Teamsが加わりました。これにより、スキャンしたデータをクラウド上の自分で指定したフォルダに入れることが可能になりました。そして、Microsoft Teamsに対応したことで、スキャンしたデータを素早くパソコンに移し表示し、意見を交わしたり情報共有したりすることができるように。働き方が変わり、オフィスと人の距離は広がりました。テレワークで直接コミュニケーションが取れない中でも、Microsoft Teamsの利用により、資料の情報の伝達がスムーズにできます。
COCORO OFFICEに対応
シャープのオフィスサービスである、COCORO OFFICEにも対応しています。COCORO OFFICEとはクラウド型Web会議サービスやクラウド勤怠管理など多様な働き方に合ったサービスを提供してくれるアプリです。COCORO OFFICEに対応した本機種は、オフィスにあるBPシリーズの複合機が受信したファックスを、外出している際やテレワーク中に確認することができます。また、毎日何枚くらい使用しているのか、カラーやモノクロの使用比率はどのくらいなのかというデータもグラフで分かりやすくレポートしてくれるのです。そして、電子帳簿保存法のブログ記事でもご紹介した、タイムスタンプサービスの提供も予定しているとのことです。スキャンをした電子データに対して、同じ日時での存在証明と非改ざん証明が可能になるという重要な機能が搭載されます。
※COCORO OFFICEのアプリは、モバイル版、パソコン版とあります。
スキャン機能に新搭載のAIを活用
今までのシャープの複合機と比較して、スキャン機能が大きく進化しました。なんと複合機の中にAIを搭載。AIが学習し、色数が少ない原稿にはフルカラーモードではなく、少数色でスキャンします。データの容量を自然と抑えファイル化することが可能です。
また、不定形や傾いた原稿をスキャンする際はAIが自動で用紙の幅や長さなどを検知し、傾きも自動で補正してくれます。原稿の色や向きなどを気にすることなく、楽にスキャンが可能です。急いでいる時のスキャンなど、慌ててしまい斜めになりがちですが、このBPシリーズであれば補正してくれるため、作業効率が良くなりますね。
セキュリティ対策を強化
複合機に内蔵されているファームウェア(※1)に電子署名を付与し、(※2)偽造されたファームウェアの検出やソフトウェアのバージョンの管理などを行います。また、BIOSを定期的に検証する(※3)機能も搭載されています。これはシャープが長年取り組んできたセキュリティ対策なのです。セキュリティが万全のシャープは、この対策に加えて最新の暗号化通信プロトコルである、TLS1.3に対応しています。TLS1.2からバージョンアップしたプロトコルなので安心ですね。複合機経由でオフィスにウイルスがばら撒かれないように、複合機が取り扱う原稿のデータに対して、定期的にウイルスの確認を行うオプションが後日発売予定となっています。
※1:電子機器に組み込まれたコンピュータシステムを制御するためのソフトウェアのこと。 ※2:電子データの作成者を保証し、データの改ざんや改造を防止するものです。 ※3:OSが起動する前に、キーボードやマウス、CPUなどの管理や制御を担うことがBIOSの役割。
環境や多様性に配慮、時代に沿った機能
安心SIAA認証抗菌操作パネル
SIAA(抗菌製品技術協議会)の基準に適した、抗菌・抗ウイルスパネルを標準搭載しています。多くの人が指で触るタッチパネルの部分に、抗菌・抗ウイルス効果のあるフィルムを使用しており、オフィスなどのさまざまな人が働く中でも快適に複合機の利用が可能です。
※4:抗菌・抗ウイルスに効果のある無機抗菌剤・無機抗ウイルス剤を練り込んだフィルムを、操作パネルの部分に貼っています。製品上の特定の菌の増殖を抑制し、特定のウイルスの数を減少させますが、菌やウイルスの数、明るさなど状況や環境によって効果は違います。JIS基準に基づく試験環境での効果であり、実使用空間での実証結果ではありません。そして、抗ウイルス加工は病気の治療や予防などは目的としていませんし、そのような効果はありません。SIAAマークはISO22196/ISO21702により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。
タッチレス操作、リモート操作アプリ
複合機の基本操作である、コピー、スキャン、ファックスをモバイル端末で設定が可能です。操作パネルにはQRコードが表示され、それを読み取るとパネルに手を触れることなく操作ができます。多くの方が触るパネルへ触れずに、安心して操作することが可能です。
※5:複合機・モバイル端末両方のアプリケーションのインストール、インターネットへの接続が必要です。
優れた省エネ性能
シャープは今までの研究の成果より、数多くの節電技術を搭載しています。そして従来機からTEC値を削減しました。TEC値とは「Typical Electricity Consumption(標準的な電力消費)」の略で、国際エネルギースタープログラムで定められた測定方法による数値になります。
(例:MX-6171 0.96kWh/週→BP-70C65 0.84kWh/週など)
国際エネルギースタープログラム・グリーン購入法基準に適合・エコマーク認証
BPシリーズは、国際エネルギースタープログラム、グリーン購入法基準に適合、エコマーク認証がされています。 国際エネルギースタープログラムは、オフィス機器の国際的省エネルギー制度のことです。地球の環境を守ための国際的な省エネ制度になります。
グリーン購入法とは、購入した方の消費行動を環境に配慮したものにすることで、供給する方に環境負荷の少ない製品の開発を促します。
エコマークを商品・製品に使用・表示するには、商品類型(商品カテゴリー)ごとに定められた認定基準を満たすことが要件となります。厳しい認証過程を突破し、環境保全に役立つと認められるのです。 これらの基準を満たしているBPシリーズは、現在注目され続けているSDGsに貢献しています。
これだけではまだまだ紹介しきれないほど、機能が豊富なBPシリーズ。実はコピー機能だけでも、移動コピー、白紙飛ばし、センタリング、インデックスコピーなどなど20種類以上もの機能がついています。
そして、以前ご紹介させていただいたフィニッシャー、もちろんBPシリーズもサドルフィニッシャーを装着することができます。フィニッシャーをつけると、針なしのステープル機能が使用できます。また、オプションで紙折りユニットまで装着してしまえば、企業オリジナルのパンフレットは自社で作成できてしまいますね。
欲しい機能はもちろん、そんな機能までついているの?! と思ってしまうほど魅力に溢れたBPシリーズ。ショールームの訪問記事でご紹介した、シンプルモードのOCR機能も標準搭載ですし、スキャン台に領収証や名刺を並べて別ファイルで保存ができるマルチクロップも可能です。また環境に優しく作られているため、新規省エネトナーが採用されており、高画質、高精細1,200dpiとなっています。
2022年の夏までに、モノクロの複合機新製品3種類もBPシリーズに追加され(※6)、カラー複合機の12種類と合わせて全15種類をラインアップし、多様化した環境、ユーザーニーズに応えていきます。BPシリーズの詳細は事務機器ねっとへお問い合わせください!
※6:モノクロ複合機新機種3種類の詳細はこちらのサイトにて更新します。
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ドキュメント事業50周年を迎え、新しい複合機「BPシリーズ」を発売されたシャープ様が、事務機器ねっとにて「BPシリーズ」の新製品説明会を開催していただきました。そこで取材した特長と、実機デモンストレーション機としてお持ちいただいたBP-60C36を実際に操作したファーストインプレッションをご紹介いたします。
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COCORO OFFICEは、これからご紹介するサービスだけではなく、最新の機能やセキュリティ対策を続々アップデートします。2022年1月に施行された「改正電子帳簿保存法」。これにより、義務化された電子データの保存にも、既に対応した機能を備えるなどの柔軟な対応力は、きっとあなたの業務にとっても大きなメリットになります。
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2022年1月から改正電子帳簿保存法が施行されます。「電子帳簿」とだけ聞くと、なんだか難しそうと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 電子帳簿保存法は全ての企業で必ず対応しなければならないため、今のうちに「電子帳簿保存法」について知っておくことが重要になります。
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大抵の人が今まで気にしていなかった電車の吊革や、エスカレーターの手すり、オフィスの複合機のタッチパネルや共有のPCなど、不特定多数の人が触れるものに対して敏感になっています。そのような状況の中、SIAAという文字やロゴを見つけたことはありませんか?今回はこのSIAAに関する解説とSIAA認定機種をご紹介いたします。
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間違えてしまった紙や大量に残った紙は両面印刷でない場合、裏紙をメモとして利用している方もいらっしゃるかと思います。しかし、1枚の紙を捨てる時と同じ感覚でゴミ箱に捨てている方もいらっしゃるでしょう。この様に、無駄になった紙は古紙としてリサイクルが可能です。今回は知ってそうで知らない紙リサイクルをご紹介いたします。